2025-04-19 コメント投稿する ▼
日本“優先レーン”から外された? 河合ゆうすけ市議がフランス入国レーンから日本の国際地位に懸念
河合ゆうすけ氏、フランス入国での“日本外し”に懸念 「日本はもう先進国じゃないのかも…」
戸田市議で“ジョーカー議員”の愛称でも知られる河合ゆうすけ氏が、フランスの入国審査に関する体験をX(旧Twitter)で投稿し、注目を集めている。
「フランスに入国する際、イミグレーションの優先レーンから日本が外されたようです」と河合氏は報告。その上で、「先進国(G7)は優先レーンを通れるはずでしたが……」と語り、日本がこれまで享受していた“先進国待遇”から外された可能性に疑問を呈した。
さらに河合氏は、「理由ははっきり表明されていませんが、日本のパスポートを持った中国人(帰化した人)が増えたからじゃないかと言われています」と踏み込んだ指摘もしている。この背景には、近年話題となっている日本のパスポート取得に関する帰化の増加や、それに対する一部国民の不安があるとみられる。
彼の投稿はこう結ばれている。
「世界からは先進国と見られなくなってきてるのかも……」
この一文には、日本の国際的な地位低下への懸念、そして日本人としてのアイデンティティに対する揺らぎがにじむ。河合氏の発言は決して過激な糾弾ではなく、むしろ素朴な疑問と危機感から発せられているように見える。
もちろん、現時点でフランス当局から「日本を優先レーンの対象から除外した」とする公式発表は確認されていない。フランスの入国審査では、航空会社の搭乗クラスや加盟プログラムのステータスが優先されるケースが多く、国籍で一律に扱いが変わるわけではない。
だが、河合氏が提起したのは制度上の細かい運用ではない。問題の核心は、かつて「世界一強い」とまで称された日本のパスポートが、今やその“威力”を失いつつあるのではないかという、国民的な感覚の変化だ。
「これは一つの警告だと思います」と、SNSでは河合氏に共感する声も多く見られた。一方で、「憶測で不安を煽るな」との批判もあり、意見は分かれている。
とはいえ、この小さな違和感に敏感になることが、国のあり方や移民政策のあり方を問い直す契機になるのかもしれない。河合氏の素朴な投稿は、そんな日本の“現在地”を映し出す鏡のようにも映る。