2025-06-04 コメント: 1件 ▼
小沢一郎氏が石破首相を痛烈批判「最も信用してはならない人」発言の真意と反響
小沢一郎氏が石破首相を猛批判 「信用してはならない人」と断じる
立憲民主党の小沢一郎衆院議員が6月4日、自身のX(旧Twitter)で石破茂首相に対して強い非難を展開した。小沢氏は投稿で、石破首相について「あれだけ安倍政治を否定していたのに、総理になったとたんに沈黙した」「総理になりたかっただけだ」と痛烈に批判。「いま日本で一番信用してはならない人」とまで断じた。
石破首相は、自民党内で安倍元首相と距離を取ってきたことで知られる。特に憲法改正については、安倍氏が打ち出した「自衛隊明記」に慎重な立場をとっていた。しかし、首相就任後のメディアインタビューではその方針を大きく転換し、「自衛隊を明記することは大きな一歩」と肯定的な評価を口にしている。この変化が、今回の小沢氏の怒りを招いたとみられる。
「国民が目を覚まさないと」小沢氏が警鐘
小沢氏はさらに、「こんな総理だから国民が苦しむ」と投稿。「国民も目を覚まさないと、国は沈没、気づけば海の底だ」と強い言葉で国民にも訴えかけた。そのうえで「刮目しなければならない」と結んだ。長年政界に身を置いてきた小沢氏が、これほど直接的な表現で現職首相を批判するのは異例だ。
石破首相の過去の発言と現在の立場との間にあるギャップを指摘し、自民党政治の「一貫性のなさ」や「権力志向」を強く批判した形だ。
ネットの反応:小沢氏に同調する声相次ぐ
この投稿はネット上でも大きな波紋を呼んだ。XやFacebookでは、小沢氏の指摘に共感する声が多く見られた。
「まさにおっしゃる通りです。こんな人がトップでいいのか」
「まともな国民はとうに気づいています。政治家=嘘つきだと」
「総理の椅子のためなら主張を変えるのか。失望した」
「国民が目を覚まさないとという言葉、重いですね」
「自民党は本当に誰がやっても変わらないのか」
こうした声からは、石破首相に対する不信感が根強いことがうかがえると同時に、与党への批判が広がっていることも明らかだ。
政策転換に対する批判の背景とは
石破首相の「自衛隊明記」支持は、過去の持論との乖離が大きく、支持者の間にも戸惑いが広がっている。もともと石破氏は、「自衛隊は憲法上に書くべきではない」と主張していたが、今やその方針を真っ向から変えた格好だ。こうした急転換が「一貫性に欠ける」と受け止められ、小沢氏の怒りを増幅させている。
* 小沢一郎氏がXで石破首相を「最も信用してはならない」と強く非難
* 石破首相は過去に安倍政治を批判していたが、首相就任後は方針を大転換
* 「国民が目を覚まさなければ国は沈む」と小沢氏が警告
* ネットでは小沢氏の指摘に共感する声が多数上がる
* 政治家の姿勢と発言の一貫性が改めて問われている