2025-03-04 コメント投稿する ▼
野党の分裂を批判 「もう野党でいいのか」玉木代表にも問いかけ
野党の分裂と自己中心的な行動
小沢氏は、2025年度当初予算案への対応を巡り、野党各党が各自の利益を優先し、団結できていない現状を批判した。
「今の状況では野党はまとまらない。みんな自分のことばっかり。欲望をそのままさらけ出したなら、まとまるわけがない」と述べ、野党の分裂状態に懸念を表明した。
衆院選後の対応と政権奪取の機会
さらに、小沢氏は、昨秋の衆院選で与党を過半数割れに追い込んだにもかかわらず、野党が迅速に連携して内閣を組織しなかったことを指摘。
「自分の内閣を作れば、自公に頭下げて政策実現を頼み込むことはなかった。どうしてそういう発想にならなかったのか、本当に不思議なんだよ」と述べ、野党の戦略不足を批判した。
国民民主党・玉木代表への呼びかけ
また、小沢氏は、国民民主党の玉木雄一郎代表に対しても、「『もう野党でいいんですか』って聞いてごらん」と述べ、与党への転身を促すような発言を行った。これは、野党の現状に対する強い危機感を示すものである。
玉木代表の最近の動向
一方、玉木雄一郎氏は、2025年3月5日の記者会見で、今夏の参院選に向けて非改選を含めた21議席以上の確保を目指すと表明。「夏の参院選で手取りを増やす政策を堂々と訴える。手取りを増やす夏にしたい」と強調し、積極的な選挙戦略を示している。
しかし、玉木氏は2024年10月の党首討論会で、社会保障費抑制の文脈で尊厳死の法制化に言及し、物議を醸した経緯がある。この発言に対しては、「医療費削減のために高齢者の治療を放棄するのか」といった批判が寄せられた。