2025-02-07 コメント投稿する ▼
維新、医療費削減案を提案 市販風邪薬の保険適用除外も
日本維新の会、医療費削減策を提案
日本維新の会は、医療費総額を年間約4兆円削減し、国民一人当たりの社会保険料を約6万円引き下げる提案を行った。具体的な改革案として、市販薬への保険適用除外などが挙げられている。
提案の主な内容
・市販薬への保険適用除外:市販で購入可能な風邪薬などを保険適用の対象外とする。
・窓口負担と高額療養費の自己負担限度額の所得区分判定見直し:患者の所得に応じて、医療費の窓口負担や高額療養費の自己負担限度額の判定基準を見直す。
・電子カルテの普及を通じた医療・介護産業の効率化:電子カルテの普及を促進し、医療・介護の効率化を図る。
年収106万円や130万円の「壁」問題の解消:社会保険料の支払いが発生する年収基準を見直し、労働者の負担を軽減する。
これらの提案は、医療費の適正化と社会保険料の負担軽減を目指している。特に、市販薬の保険適用除外は、医療費削減の一環として注目されている。
自民党の小野寺五典政調会長は、維新の提案を「重く受け止める」と述べ、来週にも再度会談を行う予定である。また、維新の前原誠司共同代表は、小野寺氏と個別に会談し、高校授業料の無償化や社会保険料の負担軽減について議論した。
政府は、2025年度予算案の成立に向けて、維新の協力を得るため、交渉を加速させる構えである。