小泉進次郎氏の農水相起用にれいわ八幡愛氏が反発「日本の農業を守るために質問で止める」

小泉進次郎氏の農水相起用にれいわ八幡愛氏が反発「日本の農業を守るために質問で止める」

小泉進次郎氏の起用に早くも警鐘 れいわ・八幡愛氏が委員会質問で対抗姿勢


小泉進次郎元環境相が新たに農林水産大臣に就任するという報道が広がる中、れいわ新選組の八幡愛衆院議員がSNSで早速反応を示した。21日、自身のX(旧Twitter)アカウントに「お、おもしろくなってきたじゃない!」と書き込み、就任直後の国会質疑に意欲をのぞかせた。しかし、その裏には深刻な懸念がある。「次はヤバいのが来る。日本の一次産業が壊される。だからこそ委員会質問で止めるしかない」との言葉に、八幡氏の危機感がにじむ。

れいわ新選組から2021年衆院選で初当選を果たした八幡氏は、かつて地元アイドルや報道番組のリポーターとしても活動していた異色の経歴を持つ。東日本大震災による福島第一原発事故をきっかけに政治に関心を持ち、「誰かが声を上げなければ」と議員の道を選んだ。その姿勢は今も変わらず、今回のようにSNSを活用して現政権に対する問題提起を続けている。

今回の発言は、直前に辞任した江藤拓前農水相への言及も含まれていた。八幡氏は「発言は到底許せない」としながらも、「政府が進める米の輸入拡大について、江藤氏は少なくとも否定的だった」と述べ、辞任した閣僚にも政策的には評価すべき部分があると冷静に分析していた。与野党の対立だけではなく、政策ごとのスタンスで判断するという姿勢は、八幡氏らしい現実的な視点といえる。

小泉進次郎氏は過去にも「セクシーな環境対策」や「スプーン論」など、象徴的なフレーズで注目を集めてきた。だが、農政という現場に根ざした政策分野で、同じ手法が通用するのかは未知数だ。ネット上では「また進次郎劇場が始まるのか」といった期待混じりの皮肉や、「農業政策に不安しかない」といった懸念も広がっている。

SNS上の反応はさまざまだが、八幡氏の投稿に共感を寄せる声も多い。

「正直、進次郎氏は何をするか読めない。不安だ」
「八幡さんの質疑、毎回本質突いてくれるから楽しみ」
「進次郎氏の“キャラ”で農業守れるとは思えない」
「委員会、見逃さずにチェックしたい」
「れいわの質問がストッパーになるといいんだけど」


小泉氏の就任は与党内では若手起用として好意的に受け止められている一方、政策の中身に対する評価は分かれている。特に、価格高騰が続くコメ問題や農家の高齢化、輸入農産物との競合といった課題に、具体策をどう示すかが問われている。八幡氏はその点を見逃さず、国会の場で問いただしていく覚悟を強調している。

今後の国会論戦では、農業政策をめぐる与野党の対立が一層激しくなることは必至だ。小泉進次郎氏が持ち前の発信力だけでなく、実効性ある政策を提示できるかどうかが、今後の評価の分かれ目となるだろう。

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2025-05-22 12:49:55(植村)

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