2025-06-08 コメント投稿する ▼
清水ただし氏が大阪で訴え「カジノより福祉に」 参院選で暮らし守る政治の実現を
清水ただし氏「カジノよりも暮らし・福祉を」地元大阪で力強く訴え
7月の参院選を目前に控え、日本共産党の清水ただし氏が8日、大阪府泉佐野市で街頭演説を行い、自身の選挙区である大阪選挙区からの立候補に向け、力強く決意を語った。集まった市民を前に、清水氏は「今の大阪に本当に必要なのは、カジノではなく、暮らしを支える政治だ」と訴え、会場には大きな拍手が響いた。
清水氏は、大阪の地元課題に根ざした政策を次々と提示。高すぎる学費、奨学金返済に苦しむ若者たち、米不足や物価高で逼迫する家計など、生活の具体的な課題に即した言葉で聴衆に語りかけた。
「奨学金返済の苦労をわかってくれる政治家って少ない。清水さんには共感できる」
「“カジノより福祉”って当たり前のことを当たり前に言ってくれてうれしい」
「物価の話をちゃんとしてくれる候補は貴重」
SNS上でも、現場の声に丁寧に向き合う清水氏の姿勢に、若い世代や子育て世帯からの支持が広がっている。
「カジノの街より、安心の街を」維新政治に対抗姿勢
清水氏が特に強調したのは、維新の会が推進する大阪のカジノ計画への明確な反対姿勢だった。「ギャンブルで地域経済を立て直すという発想そのものが時代遅れだ。税金は博打に使うのではなく、医療・教育・子育てに使うべき」ときっぱり。
共産党はこれまでも一貫してカジノ誘致に反対してきたが、清水氏の演説は、地元大阪の市民が感じる不安に直結するもので、まさに“現場感覚”に裏打ちされた訴えとなった。
加えて、共産党が参院選で掲げる消費税5%減税の提案や、教育費の負担軽減、給食費の無償化などの政策にも触れ、「どれも実現可能な、具体的で現実的な対策です。これが“本当の暮らし優先政治”です」と力を込めた。
若者や市民の声をすくい上げた演説会
清水氏の演説会では、参加者から直接質問を受ける場面も設けられた。「高学費をどうにかしてほしい」「米が高くて困っている」「自由な時間がまったくない」といった市民の声に対し、清水氏は一つひとつ丁寧に答えながら、共産党がめざす“未来社会像”についても語った。
「誰もが“働きすぎずに、自分の人生を大切にできる社会”を目指したい。それが私の原点です」と語る清水氏の言葉に、多くの聴衆がうなずいていた。
「“自由な時間”を大事にしてくれる政治家、ほかにいない」
「税金の使い道を真剣に考えてるのが伝わってきた」
「こういう候補が増えたら、政治も変わる気がする」
その場で「戦争は絶対イヤだ」と話し、共産党への入党を決意した人もいたという。共感がそのまま行動に結びつく――そんな空気が演説会全体を包んでいた。
「比例も選挙区も共産党」清水氏が二重の支援呼びかけ
演説の締めくくりに、清水氏はこう呼びかけた。「比例代表では日本共産党、そして大阪選挙区では清水ただしへの一票を。2票ともに私たちの手で、未来を選び取ってほしい」と。
大阪の政治に根を張り、維新政治とは異なる道を真っ向から掲げる清水氏の存在は、今の選挙戦において極めて鮮明な対立軸となっている。
7月の参院選は、大阪における「暮らし優先の政治」か「開発とギャンブルの政治」かを選ぶ選挙でもある。清水ただし氏の訴えは、その選択の本質を、誰にでもわかる言葉で、まっすぐに届けていた。