2025-09-08 コメント投稿する ▼
守島正衆院議員が日本維新の会を離党 斉木・阿部議員と新グループ結成を示唆
守島氏は大阪維新の会の市政対策委員時代から約15年にわたり活動を続けてきたが、国会議員団の方針において自身の信念と折り合わない部分があるとし、「同じ団内での活動は厳しい」として離党を決断した。 維新は近年、次期衆院選に向けて全国的に候補者擁立を進めているが、党内の路線や政策をめぐる調整が難航する場面もあり、今回の離党劇は党運営に少なからぬ影響を及ぼす可能性がある。
日本維新の会を離党 守島正衆院議員が表明
衆議院大阪2区選出の守島正議員は、自身の事務所公式アカウントを通じ、日本維新の会に離党届を提出したことを明らかにした。守島氏は大阪維新の会の市政対策委員時代から約15年にわたり活動を続けてきたが、国会議員団の方針において自身の信念と折り合わない部分があるとし、「同じ団内での活動は厳しい」として離党を決断した。
守島氏は「大阪維新の改革に共鳴して活動してきたことはかけがえのない経験であり誇り」と振り返りつつも、支援者や仲間に対して謝意と謝罪を表明した。「日本維新の会の候補者だからこそ当選できた」と認めたうえで、離党が裏切りと受け止められることへのお詫びを述べた。
「維新の改革スピリットを大切にしてきたからこその決断だろう」
「裏切りと言われても仕方ないのでは」
「維新の内部対立が表に出てきた」
「地元への説明責任を果たすべきだ」
「離党後の動き次第で信頼を回復できるかどうか決まる」
離党の背景と維新への影響
守島氏は、国会議員団の政策方針や戦略の一部に賛同できない点があったと説明したが、具体的な政策や論点は明らかにしていない。今回の離党には、同じく維新を離れる斉木議員、阿部議員も同行する見通しであり、3人が新たな政治グループを結成する可能性を示唆している。
維新は近年、次期衆院選に向けて全国的に候補者擁立を進めているが、党内の路線や政策をめぐる調整が難航する場面もあり、今回の離党劇は党運営に少なからぬ影響を及ぼす可能性がある。特に大阪を基盤とする維新にとって、地元選出議員の離党は痛手となる。
今後の展望
守島氏は残り任期について「改革を進めることができる政治グループを作る」としており、無所属での活動や新会派結成の動きが注目される。大阪2区での地元支持層の反応次第では、次期衆院選における情勢にも影響を与える可能性が高い。
他方で、離党議員が複数集まっても、既存政党との連携や新党結成が現実味を帯びるかは不透明だ。維新からの支持基盤を失った上で、独自の政策や存在感を発揮できなければ、政治的影響力は限定的となる可能性もある。
広がる注目 維新の結束力が問われる
今回の守島氏の離党は、維新が掲げる「改革政党」としての路線にどのような影響を与えるのか。今後の政界再編や衆院選の行方を占う試金石となりそうだ。