「ヤンキー先生」自民・義家氏、政界引退へ

自民党の義家弘介元副文部科学副大臣（53）は1月6日、支持者に対し、2025年3月末をもって政界を引退する意向を伝えました。「ヤンキー先生」として知られる義家氏は、党派閥の裏金事件に関与したとされ、2024年10月の衆院選では比例代表への重複立候補が認められず、神奈川16区で落選していました。

義家氏は高校教師や横浜市教育委員を経て、2007年に参議院議員に初当選。2012年には衆議院神奈川16区に鞍替え出馬し、当選4回を数えました。副法務大臣などの要職も歴任しましたが、近年は政治資金問題が取り沙汰されていました。

2024年10月の衆院選では、立憲民主党の後藤祐一氏（55）との接戦の末、敗北を喫しました。比例代表への重複立候補も認められなかったため、議席を失う結果となりました。

義家氏の引退表明に対し、ネット上では「議員の器ではなかった」との厳しい意見も見られます。

教育現場から政界に転身し、「ヤンキー先生」として注目を集めた義家氏の引退は、教育改革や政治に対する影響も少なくないと考えられます。今後の動向や、後任者の選定などが注目されるところです。