2025-10-21 コメント投稿する ▼
松本洋平氏が初入閣へ 当選6回の実務派を高市内閣で文科相起用か
高市総裁は首相就任後、重要閣僚ポストに「信頼できる人材」の配置を掲げており、松本氏の起用はその方針と一致する。 教育・研究・文化政策を担う大臣ポストで、松本氏にとって教育分野の政策展開を担う機会となる。 当選6回という実績と、副大臣級の経験を積んできた松本氏の起用は、世代交代と実務力重視を打ち出す高市政権のラインナップとも整合している。
初入閣へ 当選6回の松本 洋平氏を起用か 高市 早苗総裁新内閣で文科相案浮上
自由民主党(自民党)の総裁である高市早苗氏は、2025年10月21日発足予定の新内閣で、衆議院議員の松本 洋平氏を入閣させる方針を固めた。関係筋が明らかにした。松本氏はこれが初入閣となる。
松本氏は衆議院比例代表東京ブロック選出で当選6回。これまで内閣府副大臣、経済産業副大臣、党青年局長など要職を歴任してきた実務経験を有している。高市総裁は首相就任後、重要閣僚ポストに「信頼できる人材」の配置を掲げており、松本氏の起用はその方針と一致する。
入閣ポストについては、文部科学大臣(文科相)への起用案が浮上している。教育・研究・文化政策を担う大臣ポストで、松本氏にとって教育分野の政策展開を担う機会となる。
当選6回という実績と、副大臣級の経験を積んできた松本氏の起用は、世代交代と実務力重視を打ち出す高市政権のラインナップとも整合している。党内では「若手ながら信頼できる実務派」として注目されてきた。
一方で、教育・研究政策には世論の関心も高く、文科相ポストに初入閣議員を配置することについては「政策の実務経験」「省庁横断調整力」が問われるとの指摘もある。松本氏にとっては、新たな舞台での対応力が試されることになる。
高市総裁が首相に選出された場合、この人事は高市新内閣の“トーン”を象徴するものとなるだろう。若手かつ実務経験がある人材を重用することで、「旧来勢力だけではない」政権構成を印象づける狙いがある。
ただし、新体制では課題も山積している。教育・研究予算の制約、デジタル化・グローバル競争への対応、少子高齢化に伴う学校統廃合・高校・大学の無償化見直しなど、質の高い政策実行が求められており、松本氏がその“実働力”を発揮できるかが注目される。
総括すれば、松本洋平氏の初入閣は、高市総裁が信頼に足る実務派を起用して政権スタートダッシュを切ろうというメッセージである。教育・研究という政策分野で実績を残せるか、新体制の“顔”としての役割が問われる。