2025-03-26 コメント投稿する ▼
高市早苗氏、西田昌司議員に米粉うどんを差し入れ 予期せぬ公開に戸惑い
■ 差し入れのきっかけと経緯
西田議員が憩室炎にかかり、小麦を使った食品を避けていると知った高市氏は、「粉もん好きな関西人がうどんを我慢するのはつらいだろうな」と思い、米粉うどんを送ることに決めた。高市氏は自身のXで「私はうどん、たこ焼き、焼きそば、豚まんを食べられなくなると本当に辛いので、西田議員にもそのつらさを感じてほしくて」と、関西人としての思いをつづった。
ただ、米粉うどんを届けるタイミングに悩んでいた。実は、その日、西田議員が参院議員総会で石破茂首相の退陣を求める発言をしていたことが報じられ、さらに高市氏自身の名前も次期総裁候補として挙げられていた。そのため、高市氏は「今日のタイミングでうどんを届けると、何か誤解を招くかもしれない」と判断し、うどんの差し入れを数日後に延期することにした。
■ 予期せぬ公開と高市氏の反応
数日後、高市氏は秘書に頼んで西田議員に米粉うどんをこっそり届けてもらった。しかし、予想外の展開が待っていた。西田議員が自らYouTubeに、その米粉うどんを調理し食べる様子を投稿したのだ。動画の中で、西田議員は手紙を読み上げ、うどんの茹で時間などを紹介しながら楽しそうに食べる姿を公開。
これに対し、高市氏は「私から届いた親展の手紙を読み上げてうどんを食べるなんて…」と驚きつつも、「どうか『政局うどん』とは書かないでくださいね」とユーモアを交えて投稿した。
■ 背景にある政治情勢
この出来事が注目を集めた背景には、最近の政治状況もあると考えられる。石破首相に対する退陣論や、首相による新人議員への商品券配布などが強い批判を受けている中で、高市氏の言動が注目された。高市氏は、米粉食品の可能性や食料安全保障の重要性にも触れ、これを契機に米粉の利用拡大を呼びかけている。