2025-07-04 コメント投稿する ▼
「社民党こそ愛国」ラサール石井氏が比例出馬の理由を熱弁。「黙ってられない」と語る政治家の覚悟
“テレビから干された”政治発言の代償と覚悟
「政権批判をしたらテレビに出られなくなった」
舞台俳優・タレントとして知られる石井氏は、X(旧ツイッター)や日刊ゲンダイでの政治批判が原因でテレビ業界から“干された”経験を明かし、「芸能人が政治を語るなと言われた。でも私は、あきらめるのをやめた」と語った。
「だったら自分が政治家になる」と決意した背景には、メディアの萎縮と政権批判への逆風への強い危機感がある。
「日本で一番民主主義を大事にしているのが社民党。社民党こそ真の愛国政党だ」と強調。「国とは政府じゃない。国民そのもの。国民が苦しんでいるのに武器ばかり買って強い国なんて言えない」と訴えた。
比例投票「ラサール石井」と書いてほしい
社民党は今選挙で、得票率2%または3議席以上を獲得できなければ「政党要件」を失い政治団体へ転落する。ラサール氏は「この国から社民党が消えたら、日本の民主主義は本当に危ない」と語気を強める。
そのうえで、「比例は『社民党』でも、『大椿裕子』『ラサール石井』でも構わない。この際、れいわ新選組でもいいよ」と述べ、広くリベラル票の結集を呼びかけた。
“崖っぷち政党”で闘う理由
ラサール氏は「もう十分有名で、余生をのんびり生きてもよかった。でもこのまま不条理に目をつぶって生きることはできなかった」と出馬を決意した理由を語った。社民党の政党存続の危機を前に、「私はこの党を守りたい」と明言。
さらに、「社民党がなくなれば、日本は声を失う」とまで踏み込み、国民に真剣な一票を訴えかけた。
表現の自由の象徴として
メディアや表現者が萎縮しがちな今、ラサール石井氏の挑戦は、表現の自由を守る象徴的な一歩とも言える。80年の歴史を持つ老舗政党・社民党の命運とともに、石井氏の真価が問われる選挙戦が始まっている。