2025-05-23 コメント投稿する ▼
維新が本気で挑む社会保険料改革 音喜多駿氏の全面広告が示す“次世代への覚悟”

維新が挑む“社会保険料の壁” 音喜多駿氏が日経新聞に全面広告で訴え
参議院東京選挙区選出の音喜多駿氏(日本維新の会)が、社会保障改革への強い決意を示した。5月23日、日経新聞の紙面に全面広告を掲載し、自身のX(旧Twitter)でも次のように発信して注目を集めた。
維新は本気で、社会保険料の引き下げに挑戦します。
この広告では、党首の顔も候補者の名も登場しない。目を引くのは、「社会保険料を引き下げる」という一点に絞った力強いメッセージ。音喜多氏はこの天引き制度が、個人の手取りを奪うだけでなく、企業側にも大きな人件費負担となっていると指摘している。
給料明細から多額の「天引き」がなされ、同額はさらに事業主にも人件費としてのしかかる社会保険料。ここを突破しない限り、経済成長も明るい未来もない。
この主張の背景には、維新の掲げる大胆な社会保障改革がある。同党は、医療や介護の分野で生産性を高め、制度全体の構造を見直すことで、現役世代の負担軽減を実現するとしている。具体的には、医療費を年4兆円削減し、保険料負担を1人あたり年間6万円引き下げる目標を示している。
公平な負担で次世代に希望を
音喜多氏は、「公平な窓口負担」と「制度のスリム化」をキーワードに掲げており、全世代にとって持続可能な制度を目指す考えだ。
公平な窓口負担で、現役世代から重荷を降そう。制度と仕組みをスリム化して、真に持続可能な社会保障制度を作ろう。
このメッセージには、制度疲労を起こした現在の社会保障の見直しと、将来世代にツケを回さないという強い意志がにじむ。
ネットでは賛否交錯「覚悟が見える」
ネットユーザーからはさまざまな意見が寄せられている。
「維新の広告、インパクトあった。覚悟の強さが伝わってきた」
「音喜多さんが本格始動すると東京維新のエネルギーがレベルアップしてる気がする!」
「社会保険料の引き下げは賛成。医療費の削減もセットで考えないといけない」
「音喜多さんと柳ケ瀬さん個人は応援してるけど、維新そのものは橋下の下請けに見える」
「負担の公平化には賛成。でもその分、医療サービスの質が下がらないか心配」
支持の声とともに、改革によるサービス低下や不公平を懸念する意見も見受けられる。
維新の本気度、政策共創へ
今回の広告には、政党が選挙のためではなく、本気で制度改革に挑もうとする姿勢がうかがえる。また、維新は政策共創プラットフォーム「PoliPoli」を活用し、社会保険料改革や教育無償化などに対する市民の意見を募集している。
音喜多氏は締めくくりとしてこう呼びかけた。
維新はやる。次の世代へ希望をつくる。
社会保障改革は避けて通れない課題だ。維新の挑戦が単なるスローガンで終わるのか、それとも国の将来を動かす一手となるのか。今後の具体的な政策展開に注目が集まっている。