横山緑の活動・発言など

横山緑氏が参院選愛知選挙区に出馬表明　NHK党から“弱者の声”を国政へ

横山緑氏、参院選愛知選挙区に挑戦　NHK党から“弱者に寄り添う改革派”として出馬表明 政治団体「NHK党」は6月25日、7月に行われる参議院選挙・愛知選挙区（定数4）に、配信者で元地方議員の横山緑氏（47）を公認候補として擁立することを正式に発表した。 横山氏は同日、愛知県庁で記者会見を開き、「不平等なNHKの問題を軸に訴えたい。また、自分は弱者の気持ちがわかる唯一の候補者だと思っている。真剣に寄り添い、いじめをなくす社会の構築にも取り組みたい」と語り、出馬への決意を明らかにした。 愛知県瀬戸市出身で、かつては東京都立川市議としても活動していた横山氏。現在はインターネット配信者として幅広い世代に情報を発信し続けており、リアルな社会の声をくみ上げるスタイルで知られている。 > 「政治を“演説”じゃなく“共感”でやる人が出てきた」 > 「ネット配信者だからって侮れない。生活者目線で語れるのは大きい」 > 「いじめ問題を正面から語ってくれる候補は本当に貴重」 > 「NHKの問題も、ネットで情報得てる層には身近」 > 「地方議員の経験もあって、見かけによらず真面目な人」 “弱者の代弁者”としての戦い 横山氏が掲げる大きなテーマは二つ。ひとつは、受信料制度のあり方に疑問を持つ多くの国民の声を国会に届けること。もうひとつは、社会の中で見過ごされがちな「弱者」の声を、当事者の立場に寄り添って政治に反映させていくことだ。 特に横山氏は、自身が過去にいじめや社会的な疎外を経験してきたことを公にし、その体験をもとに「誰にも居場所がある社会」をつくりたいと訴えている。政治が届きにくい人たちに目を向ける姿勢は、既存の政党にはなかなか見られない。 NHK党の“現場重視”路線が愛知でも広がるか NHK党はこれまでも、ネットを通じた情報発信や若者・地方住民の声の吸い上げに力を入れてきた。今回の横山氏の擁立も、「現場から政治を動かす」という党の基本方針に合致している。 形式ばかりの政策論争や大手政党の政局的駆け引きとは一線を画し、「声なき声をどう政策に変えるか」という具体的な問題意識を持つ候補者の存在は、愛知選挙区の中でも異彩を放っている。 他党の候補が実績や組織力を武器にする中、横山氏は“共感と現場感覚”で勝負する。ネットとリアルを横断し、固定支持層にとらわれない新しい政治スタイルの可能性を示す存在だ。 混戦の愛知選挙区で“新しい選択肢”となるか 今回の愛知選挙区には、与野党や諸派を含めて合計13人の候補が出馬予定。自民、立憲、公明、維新などの主要政党に加え、国民民主、共産、れいわ、参政党、地域政党、さらには無所属や諸派の新人がひしめく激戦区となっている。 そうした中で、横山氏のような“肩書きではなくメッセージ性”を武器にする候補が、どれだけ有権者の関心を引きつけられるかが注目される。 NHK党としても、この選挙区での戦いを“政党の広がり”を試す試金石と位置づけており、単なる候補者擁立ではなく「実行力ある発信者」を送り込むことで、党全体の再評価を狙っている。