2025-05-26 コメント投稿する ▼
公約万博会場に喫煙所を新設 ルール厳守で利便性とマナー向上を両立へ
万博会場に喫煙所を設置へ 来場者の声受けて利便性を改善
2025年大阪・関西万博を主催する博覧会協会は、会場内に新たな喫煙所を設ける方針を発表した。設置時期は6月上旬までを目指し、東ゲート付近や南側の施設周辺に3か所を整備する計画だ。これにより、従来の「完全禁煙」に対する方針は維持しながらも、限られた場所での喫煙を認める形に転換する。
これまでは会場外に出なければ喫煙ができず、特に東ゲートの外にある2か所に限定されていた。しかし、実際には会場内の裏手や目立たない場所に吸い殻が落ちているケースもあり、利用者の声として「喫煙所が遠すぎる」との不満も上がっていた。協会側はこうした現状を受け、「ルールの徹底と来場者の満足度の両立を図る必要がある」として、今回の対応を決断した。
屋外型で分煙対応 安全性にも配慮
新たに設置される喫煙所は、屋外タイプで塀に囲まれた吹き抜け構造となる。協会は副流煙の影響や火災のリスクについても検討を重ね、喫煙所周辺の空気循環やガス濃度などに問題がないことを確認済みだという。さらに既存の東ゲート外の喫煙所も、会場内から直接アクセスできるよう構造を見直し、利用しやすくする。
このように、喫煙者にも一定の配慮を行いつつ、非喫煙者への影響を最小限に抑える分煙環境の整備が進められている。
「決められた場所だけで」協会が利用者に呼びかけ
協会の高科淳副事務総長は、「喫煙を希望する方々の利便性を確保しながら、会場全体としては引き続き禁煙を原則とする」と述べたうえで、「あくまで指定場所のみでの喫煙を厳守してもらう」と強調した。従来の方針を緩めたわけではなく、マナーを守った利用を求める姿勢を貫く構えだ。
会場を訪れる多様な層の来場者に対し、適切な対応を行うことは万博のホスピタリティの一環であり、公共マナーの啓発にもつながる取り組みといえる。
ネット上の反応:分煙に賛否の声
SNSでは、今回の喫煙所設置をめぐって賛否が飛び交っている。
「喫煙所が会場外にしかないのは不便だった。これはありがたい対応」
「吸える場所を明確にしてくれるのは助かる。マナーを守ってくれれば文句なし」
「禁煙の方針が緩むのはちょっと残念。会場全体の空気が悪くなりそう」
「非喫煙者としては複雑。でもルールを守ってくれるなら納得」
「分煙を徹底するならむしろ歓迎。吸殻のポイ捨てが減るのは良いこと」
新設された喫煙所が、喫煙者・非喫煙者の双方にとって納得できる形で運用されるかどうかが、今後の運営の鍵となるだろう。
この投稿は吉村洋文の公約「[大阪・関西万博]教員が下見した後、引率が困難で来場を取りやめた場合は入場券代を学校に請求する方針」に関連する活動情報です。この公約は7点の得点で、公約偏差値34.2、達成率は0%と評価されています。