2025-04-13 コメント投稿する ▼
公約「ママもう無理」と泣く子供 万博初日ゲートで2時間半待ちの大混雑
午後1時ごろに列に並び始めたという門真市の70代男性は、「いつ入れるのかもわからない。アナウンスもないし、天気とにらめっこしながら待つしかない」とため息をついた。
ゲート前では、雨風にさらされながらじわじわとしか進まない列に、子どもたちが「もう帰りたい」「ママもう無理」と泣き出す場面も。そんな中で、他の家族と飴やジュースを分け合って助け合う姿も見られたが、あまりの待ち時間に諦めて列を離れる人も少なくなかった。
さらに混雑の影響で携帯電話の電波が不安定となり、入場に必要な電子チケットのQRコードが表示されず足止めされるトラブルも発生。会場にいた警備員のひとりは、「このまま人が増えれば、駅構内まであふれてしまうかもしれない」と顔をこわばらせていた。
開幕初日にもかかわらず、来場者の不満が噴出した背景には、予想を上回る人出もある。主催者側は、初日に約14万人の来場を見込んでいたが、現場のオペレーションは明らかに対応しきれていなかった。
また、期待されていた「ブルーインパルス」の飛行展示は、悪天候のため中止に。さらに、海外参加国のうちインドやベトナムなど5カ国のパビリオンは、内装工事の遅れなどを理由に開館が間に合わなかった。
半年間で約2,820万人の来場を見込む一大イベントは、こうして混乱の幕開けとなった。主催者は今後、ゲート運用や案内体制の見直しを急ぐとともに、リアルタイムの混雑情報の共有や電子チケットのサポート体制強化など、来場者が安心して楽しめる環境づくりを迫られることになる。
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.8、達成率は0%と評価されています。