2025-08-29 コメント投稿する ▼
大阪府警警視が「パパ活」で逮捕 生活安全特別捜査隊ナンバー3、休暇中に16歳未満少女へわいせつ
大阪府警察本部生活安全特別捜査隊に所属する警視、辻本浩嗣容疑者(53)が、SNSを通じて知り合った16歳未満の少女にわいせつ行為をしたとして逮捕された。 休暇を取得してまで少女と会っていた事実が明らかとなり、府警全体に大きな衝撃を与えている。 警察の威信を自ら傷つけた今回の事件は、単なる一個人の犯罪を超え、府警組織そのものの信頼性を揺るがす深刻な不祥事となっている。
大阪府警警視が「パパ活」で逮捕 生活安全特別捜査隊ナンバー3の衝撃
大阪府警察本部生活安全特別捜査隊に所属する警視、辻本浩嗣容疑者(53)が、SNSを通じて知り合った16歳未満の少女にわいせつ行為をしたとして逮捕された。辻本容疑者は同隊の特別捜査官、いわばナンバー3の立場にあり、皮肉にも「パパ活」による性犯罪を取り締まる立場にあった。休暇を取得してまで少女と会っていた事実が明らかとなり、府警全体に大きな衝撃を与えている。
警察の威信を自ら傷つけた今回の事件は、単なる一個人の犯罪を超え、府警組織そのものの信頼性を揺るがす深刻な不祥事となっている。
「捜査する側が犯罪を犯してどうする」
「生活安全を守るどころか裏切っている」
「警察官の不祥事が多すぎる」
「未成年相手にパパ活とか信じられない」
「警察内部の綱紀粛正は待ったなしだ」
休暇を利用した犯行の異常性
捜査関係者によれば、辻本容疑者は6月、府内のカラオケ店個室で少女にわいせつ行為を行った疑いが持たれている。事件当日は午後から休暇を取得し、少女と会っていた。職務の合間に犯行に及んだのではなく、意図的に時間を確保して犯行に及んだ点は、組織に対する背信の度合いをさらに深めている。
未成年へのわいせつ行為は同意の有無にかかわらず処罰対象である。加えて、警察による調べでは、少女が16歳未満であることを認識していた可能性が高く、犯行の悪質性は極めて大きいとみられている。
相次ぐ不祥事と府警の信頼失墜
大阪府警では、2025年に入ってすでに警察官5人が逮捕され、21人が懲戒処分を受けている。不祥事が相次ぐ現状は、府警全体の統治や倫理教育の不十分さを浮き彫りにしている。特に今回の事件は、生活安全特別捜査隊という市民の安全を守る最前線に立つ組織の幹部によるものであり、一般市民に与える不信感は計り知れない。
「不祥事が続いても一部の例外」とする説明は、もはや通用しない。組織的に綱紀粛正を徹底しなければ、市民の信頼回復は難しいだろう。
市民の安全を守る立場から一転、加害者に
辻本容疑者は「パパ活」を利用し少女と接触したとみられるが、本来であれば未成年を狙ったこうした行為こそ、彼が取り締まるべき対象だった。立場と行為が完全に逆転した今回の事件は、職務倫理の崩壊を象徴している。
大阪府警は今後、詳しい経緯を調べるとともに、組織全体の再発防止策を示すことが不可欠である。市民からの信頼なくして警察活動は成り立たず、今回の事件はその基盤を大きく揺るがすことになった。