2025-06-26 コメント投稿する ▼
河野太郎氏がくつざわ候補のYouTube収益を差し押さえ 名誉毀損訴訟と参院選資金に影響も
河野太郎氏がYouTube収益差し押さえ くつざわ氏「参院選資金が圧迫」控訴も影響懸念
参院選の全国比例区に出馬を予定している日本改革党のくつざわ陽子氏が、自身のYouTube収益が現職の河野太郎デジタル大臣によって差し押さえられたと明かした。くつざわ氏はこの件についてSNSで強く不満を示しており、タイミングが「選挙妨害ではないか」との疑念もにじませている。
河野太郎にYouTube収益を差し押さえられました
東京地裁『太郎に33万円払え』判決が出たが即日控訴したのになぜ?
参院選準備で忙しいこの時期をわざと狙ったとしか思えないタイミングで腹立つ
このように投稿で明かされた差し押さえは、名誉毀損をめぐる民事訴訟に端を発していると見られる。以前からくつざわ氏は、河野大臣に訴えられていると公言しており、その一環として東京地裁が33万円の支払いを命じたものと考えられる。くつざわ氏側はこの判決に対して即座に控訴したが、控訴中にもかかわらず強制執行が行われたことに疑問を呈している。
強制徴収で参院選資金がますます厳しくなりました
恐縮ですがなお一層の皆様のご支援賜りたく存じます
投稿では、収益の差し押さえにより選挙活動資金が圧迫されていることも訴え、支援を呼びかける形となった。
この投稿はネット上でも反響を呼び、「政治的圧力ではないか」「訴訟を選挙に利用しているのでは」といった意見がSNS上に飛び交っている。一方、法的手続きとして差し押さえが可能である以上、河野氏側に落ち度があったとは一概には言い切れない。
また、くつざわ氏は過去に「河野太郎に訴えられました」という書籍を出版しており、今回の法的トラブルが選挙戦略や支援獲得の材料として使われている側面も否めない。
ただし、現時点で河野氏側からこの件に関する公式なコメントは出ておらず、意図的な政治的狙いがあったかどうかは不明のままだ。東京地裁の判断、そして今後の控訴審の行方が注目される。
名誉毀損訴訟と収益差し押さえ、さらにそれを巡る選挙資金の問題──。選挙を前にした候補者と現職大臣の間で火花が散る中、有権者の目が問われる局面を迎えている。