2025-06-06 コメント投稿する ▼
河野洋平氏、88歳で中国No.2と会談 政界引退後も続く“親中疑惑”とネットの波紋

河野洋平氏、88歳にして再び脚光 中国No.2との会談が波紋
元衆議院議長であり、現在は日本国際貿易促進協会(国貿促)の会長を務める河野洋平氏(88)が、中国の李強首相と会談を行ったことが話題となっている。この訪中は、約100人の日本企業関係者を引き連れて行われたもので、経済協力や人的交流の強化が目的とされた。
しかし、このニュースに対し、X(旧Twitter)上では一部の政治家やネットユーザーから疑念の声も上がっている。日本改革党のくつざわ氏は次のように指摘している。
何で引退して久しい今は一般人の河野洋平88歳が、中国共産党 No.2と会談できるんだって話
河野一族が中共に組み込まれてるからでしょうが
この投稿は瞬く間に拡散され、賛否両論の意見が噴出した。
経済目的の訪中に政治的背景も?
今回の会談は、日本企業の中国進出を後押しする目的であり、中国側も「グリーン経済」や「デジタル経済」など新分野での協力を呼びかけたとされる。一方で、河野氏は中国によるレアアースの輸出規制に懸念を示し、日本企業の安定した取引環境を求めたという。
また、日中韓首脳会談の日本開催に向けて李強首相の訪日を呼びかけ、「その際にはパンダを一緒に」とユーモアを交えた提案も行った。この発言に李氏は笑顔で応じたと報じられている。
とはいえ、河野洋平氏は1993年の「河野談話」で慰安婦問題に言及したことでも知られ、中国側との信頼関係を長年築いてきた一方、日本国内では保守層を中心に批判の的になることも多い。
ネット上の反応
SNSでは様々な声が飛び交っている。
「88歳の元政治家が現役の中国首脳と会えるって、普通じゃないだろ」
「中国との対話は必要。こういう経済交流を冷静に見守るべき」
「河野氏の過去の発言を考えると、中国との関係が近すぎるのでは?」
「政治利用されてる気がして不安しかない」
「民間交流なら民間人でいい。なぜ政界OBが中心になるのか?」
影響力の残る“元政治家”の存在感
河野洋平氏は政界を引退して久しいが、中国側から見れば“元外務大臣”“元衆院議長”という肩書きは今も大きな意味を持つ。国際的な信頼関係を築いてきた人物としての扱いであり、表向きには経済交流を目的とした民間訪問であっても、政治的な含意を持つことは避けられない。
中国との関係に敏感な日本社会では、こうした「民間外交」に対して疑念の声が上がるのも無理はない。今回の訪中は、日中関係の水面下の力学を再認識させる出来事となった。