2025-07-13 コメント投稿する ▼
骨折しても辻立ちを続けるAIエンジニア候補・稲原むねよし氏とは?技術と情熱で政治に挑む「チームみらい」
AIエンジニアから政治家へ 小指骨折でも辻立ち続ける異色の候補・稲原むねよし氏の素顔と決意
「技術で政治を変える」──。参院選北海道選挙区から立候補している新党「チームみらい」の稲原むねよし氏は、AIエンジニアという異色の経歴を持ちながらも、骨折を押して街頭に立ち続ける不屈の闘志と人間味にあふれた一面をあわせ持つ注目候補だ。
1. 家族のために進学を諦めた“苦労人”
稲原氏は1989年生まれ。東京大学工学部を卒業後、日本IBMに入社し、AIやHPC領域でキャリアを積んできた。しかし、その歩みの裏には家族を支えるために大学院進学を断念したというエピソードがある。
「自分の専門外である植物生態学でも大学教授と議論できるほどの知識がありながらも、家庭の事情で進学を断念した」
──知人の証言より
現在もご両親の生活を支えながら政治活動を続ける姿に、「本当に応援したくなる」とSNSでは共感の声も多い。
2. 骨折しながらも辻立ちを続ける“サムライ”
6月中旬、小指を粉砕骨折するアクシデントに見舞われながらも、札幌市内を中心に朝の辻立ちを一日も休むことなく続けている。しかも、骨折直後にまずChatGPTに写真を送って相談するというのも、彼らしいエンジニア気質の一面だ。
「街頭での声の出し方も剣道部とは違い、最初は調整が必要だった」
──稲原氏(剣道二段)
肉体的にも精神的にもタフな「フィジカル系AIエンジニア」として異彩を放っている。
3. 謎料理をこよなく愛す“料理人”の顔
稲原氏にはもうひとつの顔がある。料理好きで、ピザの生地から手作りし、魚もさばける。YouTubeで見た創作料理に挑戦するのが趣味で、北海道遊説中にも自炊の様子が垣間見える。
「謎が好きだから、謎料理も好き」
──本人談
料理好きな候補者は数あれど、「謎の創作料理」が好きというのは実にユニークだ。
“政治にエンジニアを” 技術視点で未来をつくる
稲原氏が政治の道を志したのは、「政治にエンジニアチームを作る」という目標からだ。AI・ITの急速な進展に対し、日本の政治はあまりにも理解が乏しいと感じている。
「世界ではAIがものすごい勢いで進化しているのに、政治の世界にはそれを理解できる人が少なすぎる」
──稲原むねよし氏
例えば、AI技術と法整備のバランス、規制緩和の適切な判断。それらは“技術者ならではの解像度”でしか見えないと語る。
エネルギー政策にも独自の視点 “発電こそ経済の鍵”
稲原氏が重視するもう一つのテーマが「エネルギー政策」だ。東日本大震災以降の電力価格高騰が、日本企業の競争力と国内経済に大きな打撃を与えていると指摘する。
「GDPは人口ではなく、電力に相関する。発電効率を上げなければ経済のパイは増えない」
──稲原氏
スマートグリッド、クローズドループ地熱、ダム運用の最適化、高温ガス炉など、最新技術を駆使した提案を次々と発信。「エネルギー問題を技術で解決する」という一貫したビジョンを掲げている。
“心あるエンジニア”を政治に
稲原むねよし氏は、AIエンジニアとしての専門性と、骨折にもめげずに立ち続ける強い意志、そして料理や謎に対する遊び心をあわせ持つ、異色の政治家候補だ。
エンジニアが政治に入れば、技術の言葉で未来を語れる政治ができる
彼の姿勢に共鳴した有権者が、いま徐々に増えている。街頭演説でその“本気の言葉”に触れてみると、見えてくる景色が変わるかもしれない。