2025-02-18 コメント投稿する ▼
島田洋一議員、自衛官の国会答弁求める質問主意書提出
島田洋一氏、自衛官の国会答弁求める質問主意書提出
2025年2月18日、島田洋一衆議院議員(日本保守党)は、自衛官(いわゆる制服組)が国会で答弁することを求める質問主意書を提出した。島田氏は、必要に応じて自衛官が国会答弁を行うことこそが「文民統制」に基づく正当な行為であり、現状で自衛官の答弁が認められていないことは不自然だと指摘している。
島田氏は、現行の制度が自衛官の国会答弁を制限していることに問題があると考えており、その見直しを求めている。この質問主意書に対する政府からの回答は、十数日後に石破茂首相名義で届く予定だという。
自衛官の国会答弁に関する議論は、以前から続いている問題だ。例えば、2018年の石破茂氏と元中国大使の丹羽宇一郎氏との対談でも、現役自衛官が国会で答弁できない理由について議論されてきた。石破氏は、現役自衛官の国会答弁の重要性を認めつつも、現行の制度における制約についても触れている。
島田氏の質問主意書は、あくまで文民統制を守るという観点から、自衛官の国会答弁を可能にするべきだという立場を示しており、今後、どのような議論が展開されるかが注目される。