2025-07-01 コメント: 1件 ▼
「夫婦別姓」に異論、さや氏が主張する“事実婚で十分”論とは?選択的夫婦別姓の是非を問う議論が再燃
この投稿は、共産党の田村智子氏が番組で発言した、
「自分の名前を旧姓にしたくないという女性の生き方を尊重せよ」
という主張を受けての反応だった。
さや氏はこの意見に対し、
では結婚でなく事実婚で良いのでは?
と提案。現行の民法制度でも、事実婚を選べば改姓せずに生活できると指摘し、あえて制度変更を求める必要性に疑問を呈している。
さらに、
自分の生き方を尊重させるために、子どもには親子別姓を強制する気持ちが私にはわからない
と述べ、親の価値観が子どもに影響を及ぼすことへの懸念も示した。
SNSではこのやり取りをめぐって、「事実婚で解決できるなら問題ない」「結婚制度の中で選べる姓が必要」と賛否が真っ二つに分かれている。田村氏の「旧姓にしたくない」という表現に対しては、「本来は“夫の姓にしたくない”という意味では?」とする指摘や、発言のあいまいさを指摘する声も多い。
日本では現在、婚姻時に夫婦どちらかの姓に統一する必要がある。しかし、事実婚という形を取れば法律上の手続きを経ることなく、個々の姓をそのまま名乗ることが可能だ。戸籍上の扱いや社会保障制度との関係、子どもの姓の扱いといった課題は残るが、「姓を変えたくないから制度を変えろ」という主張に対し、さや氏は「すでに選択肢はある」と冷静に応じた形だ。
このテーマは長年にわたって国会でも議論されてきた。選択的夫婦別姓を認めるかどうかは、家族のかたち、個人の自由、そして伝統的な価値観とのバランスにかかわる問題だ。
さや氏の投稿は、その価値観に一石を投じるものとして注目されている。立法で制度を変える前に、すでにある制度の選択肢を活かすことの重要性を訴える意見は、今後の議論にも大きな影響を与える可能性がある。
選挙戦が進む中で、家族や個人の在り方をどう考えるのか。政策の根幹にある価値観の違いが、今改めて問われている。