2025-07-05 コメント投稿する ▼
「自公を少数に追い込む」福田みちおが栃木から訴え 不公平な税制と軍拡追従にNOを突きつける
「政治を変える鍵は私たちの一票」――福田みちおの街頭演説に共感の声
日本共産党の福田みちお参院栃木選挙区候補が5日、佐野市で街頭演説を行い、自公政権を参議院でも過半数割れに追い込むための一票を訴えた。昨年の総選挙で自公が衆議院で少数になったことに触れ、「今度は参院で追い込み、国会全体を変えるチャンスだ」と強調した。
演説には市民が足を止め、「暮らしが少しでも良くなるなら」と耳を傾ける姿が見られた。福田氏の話す言葉には、地方の現場感覚と誠実さがにじみ出ていた。
「初めて演説をちゃんと聞いたけど、心がこもってた」
「“過半数割れ”ってこんなに具体的な目標なんだ」
「自民にNOを突きつけるには誰に入れるか分かった」
「地方から政治を動かせるって勇気出た」
「福田さんの真っすぐな話し方、信用できる感じがした」
「消費税は下げられる」不公平な税制にメスを
福田氏は、消費税の引き下げ・廃止を強く訴え、その財源として「大企業・富裕層への優遇税制の見直し」を提示した。
「実効税率は大企業が10%、中小企業は20%。この不公平をただすだけで財源は出せます。庶民に負担を押しつけてきたやり方を根本から変えるべきです」と、経済的合理性と公平性を両立する主張を展開。
この発言には、長年不満を抱えていた中小事業者や一般市民の共感が集まりつつある。
「過大な負担をしろと言っているのではない」と繰り返し訴えた姿は、「共産党=極端な要求」という先入観を打ち破るものだった。
米国追従の軍拡に異議 「戦争させない外交を」
福田氏は、外交・防衛の分野でも鋭い問題提起を行った。トランプ前大統領が日本に20兆円超の軍事費を求めていることについて、「石破首相(仮)がこれを受け入れようとしているのは、到底容認できない」と厳しく批判した。
「アメリカに批判もせず、言いなりで予算を出すような外交でいいのか。暮らしのための予算が軍事費に食われてしまう」と警鐘を鳴らし、「戦争させない外交を、対話によって平和を築こう」と呼びかけた。
この“反軍拡・対話外交”のスタンスは、軍拡一辺倒の今の政治に対する有効なカウンターであり、若者や子育て世代にも響く内容となっていた。
「福田さん、軍拡にちゃんと疑問を言ってて安心した」
「戦争させないって言い切ってくれるの、今は貴重」
「トランプの要求を断れない政治って、ほんと恥ずかしい」
「20兆って数字だけで現実感なかったけど、暮らしに直結する話だった」
「軍事費よりも医療や教育に回してほしい」
共産党への支持を“比例から”栃木から政治の流れを変える
福田氏は最後に、「政治を変えるには、比例は共産党、栃木選挙区は福田みちおへの支持を広げてください」と呼びかけた。
消費税の理不尽さ、所得の格差、外交の歪み。いずれも市民生活と直結するテーマに真正面から取り組む姿勢に、多くの市民が足を止め、耳を傾けた。
政党の看板よりも、誰が何を言い、何をしようとしているのか。それを見極めようとする空気が、栃木の街角に確かに生まれている。