2025-06-30 コメント投稿する ▼
尖閣諸島の侵略を阻止せよ──日本保守党・小坂英二氏、中国公船への撃退・撃沈を現行法で可能と訴え
尖閣への中国侵攻「見過ごせば次は八重山も」日本保守党・小坂氏が警鐘
日本保守党の小坂英二氏(参院選東京都選挙区の予定候補)は、中国公船による領海侵犯が常態化するなか、政府の対応の甘さが将来的な本格侵略を招く恐れがあると強く訴えている。投稿では、現在の対応では尖閣諸島の占拠を許し、さらに南西諸島の有人島にまで中国の侵略が及ぶと警鐘を鳴らした。
領海に侵入する中国の公船には排除・撃沈で対応すべきだ。今の法律でもできる。それをためらえば、次は本格的な侵略が始まる
と政府の及び腰を批判。自民・公明の与党政権が、無人の尖閣すら守る姿勢を見せていないと指摘し、現行の自衛隊法で可能な「海上警備行動」や「防衛出動」の活用を求めている。
小坂氏は、中国が尖閣を実効支配すれば、それで満足することはないとし、次に狙われるのは八重山諸島や宮古諸島だと予測。そこには自衛隊の小規模な部隊があるだけで、飛行場や港湾施設も無防備だとして、「攻めやすい有人島」と表現。住民5万人規模の地域が占領され、人質として使われる可能性を示唆した。
中国が島々に軍を進めれば、日本にとっては極めて厳しい戦いになる。命を重んじる日本と、そうではない中国との戦いは、圧倒的に不利だ
と述べ、戦わずして島を奪われるような事態を避けるためにも、今こそ毅然とした対応が必要だと主張した。
現在、海上保安庁の監視は強化されているが、実力行使には踏み込んでいない。小坂氏は、「政府が、今後領海侵犯する中国公船には排除措置を取ると明言すべきだ」とした上で、事実上の侵略行為があれば、直ちに海上警備行動を発令し、それでも引かない場合は防衛出動で沈めるという明確な態度を求めている。
この主張は、安全保障を重視する有権者の支持を狙ったものと見られるが、国際法上の問題や中国との緊張激化を懸念する声もある。特に中国公船は「国家の船」としての扱いを受けるため、武力行使は外交問題に直結する可能性が高い。
しかし小坂氏は、現行法でも可能な正当防衛・警察行動の範囲で十分対応できると強調。選挙戦を通じて、政府の領土保全姿勢の甘さを突く戦略を展開している。
尖閣や南西諸島の安全保障が再び政治の争点として浮上するなか、有権者が問われるのは「日本が本気で領土を守る覚悟があるかどうか」である。