2025-06-16 コメント投稿する ▼
選択的夫婦別姓は“親子別姓”への道?家族の一体感を脅かす制度に小坂英二氏が警鐘
選択的夫婦別姓は家族の絆を壊す愚策?小坂英二氏が強く警鐘
選択的夫婦別姓制度をめぐる議論が続く中、日本保守党の小坂英二氏(参議院東京都選挙区予定候補・前荒川区議)がX(旧Twitter)で制度の危険性について強い懸念を示しました。
「選択的夫婦別姓は強制的親子別姓。欧米の猿真似をして別姓にする必要性は皆無。
日本の家族の在り方と欧米のそれは違うにも関わらず、思考停止した追随は後戻りのできない愚策です。」
と投稿し、制度導入が日本の家族制度に与える影響を厳しく批判しています。
小坂氏の主張の根底には、「家族は名前も含めて一つの単位」であるという考えがあります。親と子の名字が違うことで、周囲からの誤解や不都合が生まれるだけでなく、子ども自身が心理的に孤立感を抱く可能性も否定できません。「名前の一致」は、ただの形式ではなく、社会や地域における“絆”を象徴するものだというのが小坂氏の立場です。
特に注目すべきは、「欧米でやっているから日本も追随すべき」という論調に対して疑問を投げかけている点です。日本には日本独自の家族観があり、それを軽視した制度変更は「取り返しのつかない事態を招く」と警告します。表面的な“選択の自由”の裏に潜む、社会の土台を揺るがしかねないリスクを見過ごすべきではないというメッセージです。
さらに、「通称使用」という現行の柔軟な制度を活用すれば、仕事などで旧姓を使いたい人々のニーズにはすでに応えられており、法制度を改変する必然性は乏しいと指摘。姓にこだわらず、実生活での便宜を図る方法が既に存在している以上、無理に制度改革を急ぐ理由がないと訴えます。
ネット上でも、
「親子で名字が違うって、子どもが可哀想」
「別姓って自由そうに見えて、逆に混乱を招く気がする」
といった、小坂氏に共感する声が多く見られ、単なる政治的アピールにとどまらず、実際の暮らしに根ざした問題意識が広がっています。
選択的夫婦別姓の導入は、家庭の在り方、社会の価値観、そして何より次世代の子どもたちにとって本当に良いものなのか。利便性の名のもとに、家族という日本社会の基盤が分断される危うさについて、今こそ立ち止まって考える時期に来ているのかもしれません。小坂氏の発言は、その問いを私たちに投げかけています。