2025-05-23 コメント投稿する ▼
公明党支持者の“押しつけ応援”に元区議が警鐘 小坂英二氏「商店主の声を聞け」
選挙のたびに繰り返される“お願い”にうんざり 元区議・小坂英二氏が苦言
元荒川区議で日本保守党の小坂英二氏が、X(旧Twitter)に投稿した内容が静かな共感を呼んでいる。話題となったのは、公明党支持者による商店での“応援依頼”の手法に対しての疑問の声だ。
「知人の店に貼られていたという張り紙を再現した」という形で小坂氏は投稿を開始。「いろんな『客』から繰り返し迷惑を顧みず、作業を中断させられ、しつこいことにブチ切れて張り紙をしたとか」と、その店主の苛立ちを代弁した。
「都議には◎◎さんの応援を宜しく」「参議院では◎◎党が良いよ。宜しくお願いします。」
こうした一言が、買い物のあとに繰り返されるという。公明党支持者による活動は、「都議選や参院選の前には、全国から応援要員が都内に入り、地図やスマホを見ながら特定の家や店を訪ね歩く」とも記している。
「店によっては10件や20件どころではなく、3桁のレベルでこうした声かけが来ると、さすがにうんざりしますよね…」
選挙活動そのものは民主主義の根幹だが、手法を誤れば反発も生まれる。小坂氏自身もかつては選挙を戦ってきたが、その姿勢はまるで違っていた。
「活動報告を渡して、『共感していただければ応援していただければ幸いです。他の候補者とも比べて考えてください』と伝えていました」と、強要せずに判断を相手に委ねるスタンスを強調。
「土足で判断の場に入ってくるような押しつけは、極めて無礼だと思います。」
この姿勢に、SNSでも共感の声が相次いだ。
「わかる…買い物中に応援頼まれても困るし、正直迷惑」
「あれ、何回も言われると断るのもしんどいんだよね」
「小坂さんみたいな話し方なら、耳を傾ける気になる」
「自分の考えを押しつけず、判断を委ねる…これが本来あるべき姿だよ」
「仕事中に来られて景気の事語られるとイラっとする」
参院選が控えるこの時期、支持を得るための活動が活発になるのは当然だが、行き過ぎれば逆効果にもなりかねない。小坂氏の投稿は、選挙のたびに繰り返されるこの“風物詩”に疑問を投げかけ、「政治家としての品格」や「市民への敬意」をどう保つかを静かに問いかけている。