2025-04-06 コメント投稿する ▼
“天皇侮辱”発言に国会が動く 浜田議員、帰化申請中の徐浩予氏問題を追及へ
浜田氏は4月6日、自身の投稿でこう明かした。
「天皇への侮辱的発言をしたと指摘されている徐浩予さんについて、近日中に参議院の委員会で取り上げる予定です。帰化申請中とのことですが、政府は申請を認めるのか否か?取り上げるべき内容について皆様からのご意見も賜れればと思います。」
この発言はすぐにSNS上で反響を呼び、徐氏の過去の発信内容にも注目が集まっている。
徐氏は中国・武漢出身で、2015年に来日。現在は静岡県熱海市に暮らし、浩予合同会社の代表、また熱海日中友好協会の会長などの肩書きを持つ。2021年の熱海土石流災害を機に市政に関心を持ち、2025年の熱海市長選挙への立候補を表明している人物だ。
一方、徐氏のSNS上での発言には、「靖国神社の廃止」や「国境をなくして世界統一を」など、日本の保守層からすれば受け入れがたい内容も見られた。中でも、天皇制や皇室に関する投稿が一部で「侮辱的」と受け取られ、批判の的になっている。
この問題を重く見ているのが、同じく中国出身で日本に帰化した評論家・石平氏だ。Xで「この人のとんでもない言動を見ると、帰化基準の厳格化が必要。帰化の取り消し制度も考えるべきだ」と強い言葉で訴えている。
現在、日本の帰化制度は5年以上の在留や生計の安定、日本語能力などを条件にしており、基本的には形式的な基準を満たせば9割以上が許可されるとされる。しかし、国への忠誠心や価値観の共有がどこまで審査されているのかという点は、以前から議論の対象になってきた。
浜田議員は、こうした背景を踏まえたうえで、政府が徐氏の帰化申請を許可すべきかどうかを国会で問う構えだ。
「帰化は単なる手続きではない」と語る声もあるなか、参議院の場でどこまで踏み込んだ議論が行われるのか注目される。加えて、今回の件をきっかけに、日本の帰化制度そのものの見直しが俎上に載る可能性も出てきた。