2024-10-04 コメント: 1件 ▼
「裏金ではない」大石晃子氏、450万円の記載漏れを訂正 自民党の問題と一線画すも賛否
450万円の記載漏れ、訂正の経緯
大石氏の政治団体「大石あきこと歩む会」は、2023年5月30日に2022年度の政治資金収支報告書を提出。その後、約450万円の寄付金の記載漏れが判明し、同年8月8日に訂正を行った。
大石氏は自身のX(旧Twitter)で「提出後に自らミスを発見し、約2か月後に訂正を申告した」と説明。「記載漏れがあったことは申し訳ないが、故意ではない」として、裏金疑惑を強く否定した。
また、「当時はダブルチェックをする体制が整っておらず、大きな額の記載漏れとなってしまった」と経緯を釈明。「現在は複式簿記の会計システムを導入し、複数人でチェックを行う体制を整えている」とし、再発防止策を講じていることも強調した。
「自民党の裏金とは違う」強調も賛否
大石氏は今回の問題について、「自民党の裏金問題とは全く異なる」との立場を示している。「自民党のケースは、長年にわたって組織的・意図的に不記載を続け、裏金を作ってきた犯罪。一方、私のミスは単なる記載漏れであり、自ら訂正した」と主張した。
しかし、この説明に対しては「自民党の記載漏れは悪、自分の記載漏れはミスというダブルスタンダードではないか」との批判も上がっている。また、記載漏れがあったこと自体に対し、「寄付金の管理が杜撰だったのではないか」と指摘する声もある。
今後の影響と対応
今回の記載漏れ問題は、大石氏の政治姿勢に改めて注目を集めるきっかけとなった。支持者からは「正直に訂正したのだから問題ない」「自民党の裏金問題とは別」と擁護する声が上がる一方、批判的な立場からは「議員としての説明責任をもっと果たすべき」との意見もある。
大石氏は「たくさんの方の寄付に支えられてきた。今後も透明性を確保し、適切な政治資金管理を行っていく」と述べ、引き続き説明を尽くす考えを示している。