2025-01-11 コメント投稿する ▼
萩生田氏が岩屋外相を批判:外交方針と手続きの透明性を問う
主な指摘は以下のとおりです。
・岩屋外相が中国訪問中にビザ緩和方針を表明したが、党の外交部会などでの議論を経ていないことを問題視。
・外交の基軸は日米関係であり、米国の外交政策が不透明な時期に中国や韓国を訪問するよりも、東南アジア諸国を優先すべきと主張。
・選択的夫婦別姓の導入に対しては、旧姓使用の拡大で対応すべきとの慎重な立場を表明。
・自民党総裁選挙において、保守系候補が複数立候補したことに触れ、総理大臣を目指すには結束が必要であり、自身がその接点になりたいと意欲を示した。
一方、岩屋外相のビザ緩和方針に対しては、党内からも異論が出ています。
・自民党の青山繁晴参議院議員は、「議論ゼロ」として手続きの欠如を批判。
・有村治子参議院議員も懸念を表明。
さらに、岩屋外相が13日から政治的混乱が続く韓国を訪問する予定であることに対しても、与野党から成果を疑問視する声が上がっています。
これらの動きは、政府の外交方針や手続きに対する党内外の意見の相違を浮き彫りにしています。
特に、中国や韓国との関係強化に向けた政策決定において、党内での十分な議論や手続きの重要性が改めて問われています。
萩生田氏の発言は、党内の手続き遵守と外交政策の方向性について再考を促すものとして注目されています。
これらの状況を受け、政府と自民党内での今後の議論の展開が注目されます。
特に、外交政策決定における手続きの透明性と、党内の意見集約の在り方が焦点となるでしょう。