2026-02-25 コメント投稿する ▼
萩生田光一氏が旧安倍派20人と会合、裏金問題から復権も党内に警戒感広がる
自民党幹事長代行の萩生田光一氏と西村康稔選挙対策委員長が呼びかけた旧安倍派議員の会合が2026年2月25日夜、東京都内で開かれました。約20人が参加したこの会合には、2024年の衆院選で政治資金問題により落選し、今回返り咲いた議員が中心に集まりました。高市早苗政権で旧安倍派幹部が次々と要職に復帰する中、党内では復権の動きへの警戒感が広がっています。
裏金問題で処分も幹事長代行に起用
萩生田光一氏は旧安倍派の有力者で、安倍晋三元首相の最側近として知られました。2018年から2022年までの5年間で政治資金収支報告書に2728万円の不記載があり、2024年4月に1年間の党役職停止処分を受けました。同年10月の衆院選では党公認を得られず東京24区に無所属で出馬しましたが、立憲民主党候補に約7500票差まで迫られながらも7度目の当選を果たしました。
2025年10月、高市早苗総裁が発足させた新執行部で、萩生田氏は幹事長代行に起用されました。高市氏は総裁就任会見で裏金問題を抱えた議員の要職登用を否定せず、有言実行の形となりました。萩生田氏は総務会で「鈴木幹事長を支え、党内に目配りをして、党の発展のために全力を尽くして頑張っていきたい」と述べました。
「選挙を経たのに裏金議員を重用するのはおかしい」
「処分が終わったからといって要職はどうかと思う」
「安倍派がまた力を持ち始めている感じがする」
「結局、派閥政治に逆戻りじゃないか」
「国民の信頼を取り戻す気があるのか疑問だ」
旧安倍派が結束を強める動き
2026年2月25日夜の会合は「選挙の慰労会」との名目で開かれました。参加者の多くは2024年衆院選で裏金問題の影響により苦戦を強いられましたが、今回の衆院選で返り咲きを果たしました。萩生田氏と西村康稔氏が呼びかけ人となり、旧安倍派の結束を確認する場となりました。
旧安倍派は「5人衆」と呼ばれた萩生田氏、西村氏、世耕弘成氏、松野博一氏が衆院選で当選を果たしています。高市政権では萩生田氏が幹事長代行、西村氏が選対委員長と、元派閥幹部が次々と要職に復帰しました。2024年4月に処分を受けてから1年余りで、表舞台に戻る形となっています。
党内に広がる警戒感と復権への道筋
旧安倍派は解散前、最大派閥として党内で強い影響力を持っていました。派閥政治資金問題で82人に不記載が判明し、うち36人が旧安倍派所属でした。処分を受けた議員の多くは一時的に活動を制限されましたが、処分期間の満了とともに活動を本格化させています。
党内では「結集したら大きな塊になる」との警戒する声が聞かれます。旧安倍派議員が約20人規模で集まることは、派閥解散後も結束が維持されていることを示しています。高市氏は安倍元首相の継承者を自任しており、旧安倍派との連携を重視する姿勢を鮮明にしています。
萩生田氏は2026年2月15日、安倍元首相の墓前を訪れ、自身の当選と自民党の大勝を報告しました。「安倍総理、必ずや志を受け継ぎ、日本のために尽力してまいります」とSNSで決意を表明しました。裏金問題で一時は政治生命の危機に陥りましたが、わずか1年余りで党の中枢に返り咲く復権を果たしました。