2026-04-08 コメント投稿する ▼
杉田水脈氏、58歳で40年ぶり大学入学——心理学を武器に国政復帰へ「出馬意欲は変わらない」
自由民主党の元衆院議員・杉田水脈氏(58歳)が2026年春、40年ぶりに大学生に戻りました。 そして2026年2月の衆院選では大阪5区から出馬しましたが、日本維新の会の候補者に敗れ、比例復活もならず落選しました。 杉田氏は2026年4月7日の産経新聞の取材に、「先の衆院選では福祉について訴えたが、もう少し専門性を身につけたがいいとも思った」と学び始めた理由を説明しました。
「いくつになっても新しいことはワクワクする」
自民党元衆院議員・杉田水脈氏、58歳で40年ぶりの大学入学——国政復帰への意欲も衰えず
自由民主党の元衆院議員・杉田水脈氏(58歳)が2026年春、40年ぶりに大学生に戻りました。通信教育課程の総合心理学部で心理学を学び始めたことを自身のX(旧ツイッター)で公表し、「いくつになっても新しいことを始めるのはワクワクしますね」と前向きな言葉を発信しています。落選を経てなお前を向く姿勢が注目を集めています。
衆院選の敗北と、届いた「合格通知」
杉田氏は1990年に鳥取大学農学部林学科を卒業後、民間企業勤務や兵庫県西宮市役所勤務を経て政界へ。衆院当選3回を重ね、2022年には総務大臣政務官も務めました。
しかし、2024年の衆院選では自民党の政治資金問題に関わったとして公認を得られず、出馬を見送りました。2025年7月の参院選比例区には自民党公認で立候補しましたが、7万7,040票を獲得するも議席には届きませんでした。そして2026年2月の衆院選では大阪5区から出馬しましたが、日本維新の会の候補者に敗れ、比例復活もならず落選しました。
大学入学のきっかけは2025年秋にさかのぼります。通信課程で心理学を学んでいた中学・高校時代の親友から「何か専門分野を持ったがいい」と背中を押されたことでした。「私でもできるかな?」と思いながら出願し、手続きを進めていた最中の2026年2月、大阪5区で衆院選の選挙戦を戦っているまさにその時期に、大学から「合格通知」が届いたといいます。
「落選した直後にも前を向いて学び直す姿勢は素直にすごいと思う。政治家としての本気度が伝わってくる」
「58歳で大学の通信課程、しかも選挙と重なりながら合格通知を受け取るって、並大抵のことじゃないよね」
「政治家が専門性を高めるために学び直すのは、国民にとっても良いことだと思う。こういう姿勢は評価したい」
「心理学を福祉政策に活かしたいという方向性は、実際の議員活動にとっても意味があるのではないか」
「何度落選しても諦めずに勉強し続けるのは、政治家としての覚悟を感じる。応援したい」
「専門性が必要だ」——政策への強い問題意識
杉田氏は2026年4月7日の産経新聞の取材に、「先の衆院選では福祉について訴えたが、もう少し専門性を身につけたがいいとも思った」と学び始めた理由を説明しました。通信課程の授業はオンラインが中心で、「単位を取るのは大変そうだが、頑張りたい」と語り、認定心理士の資格取得も目指すとしています。
認定心理士とは、日本心理学会が認定する資格で、大学で心理学の基礎を体系的に学んだことを証明するものです。福祉分野の政策立案に実際に活用できる専門性を磨こうとする意欲が伝わります。
今春の入学後は、新入生歓迎イベントにも積極的に参加し、同年代の編入学生との交流を楽しみ、「有意義な時間を過ごした」と振り返っています。「慣れないことと格闘」しながらも、「楽しみながら進みたい」という姿勢を崩していません。
「出馬への意欲もある」——政治の舞台への思いは変わらず
大学生生活の一方で、杉田氏は「今後2年ほどの間に衆院選があるかもしれないが、出馬への意欲もあります」と国政復帰への意欲を明確に語っています。政治家としての軸をしっかり持ちながら、その基盤となる専門知識を今まさに積み上げようとしている姿は、多くの社会人学生にとっても励みになるのではないでしょうか。
政界では落選を経験した後、資格や知識の習得に努め、次の挑戦に向けて準備を続ける政治家は珍しくありません。政策を語る言葉に深みと説得力が生まれるためには、現場経験だけでなく学問的な裏付けも欠かせません。杉田氏の選択は、その意味で正攻法の取り組みと言えます。
通信課程の学習は自宅でのオンライン授業が中心とはいえ、単位取得には相当の自己管理と努力が求められます。それを政治活動と並行して続けようという覚悟は、国政への再挑戦に向けた本気の準備の表れでもあります。