和歌山県知事選へ副知事・宮崎泉氏が立候補表明 岸本路線継承を掲げ無所属で挑戦

2025-04-28 コメント投稿する

和歌山県知事選へ副知事・宮崎泉氏が立候補表明 岸本路線継承を掲げ無所属で挑戦

宮崎泉副知事、和歌山県知事選に立候補表明


岸本周平前知事の死去に伴い行われる和歌山県知事選挙(5月15日告示、6月1日投開票)に向け、和歌山県副知事の宮崎泉氏(66)が4月28日、無所属で立候補する意向を正式に表明した。和歌山市内で開いた記者会見で宮崎氏は、「岸本氏の政策を引き継ぎ、県民一人一人に寄り添った県政を目指す」と力強く語った。

「岸本氏の遺志を継ぐ」と強調


宮崎氏は、岸本前知事から直接副知事に指名された経緯を踏まえ、「岸本氏の故郷への熱い思いと政策を受け継ぐことが、自らの使命」と述べた。知事選立候補にあわせ、5月9日付で副知事を辞職する意向を県議会の鈴木太雄議長に伝えた。

会見では、県職員として約40年間にわたり県政に携わった経験を強調し、「県民の声を聞き、議会や市町村と緊密に連携して、明日の和歌山を創り上げる」と意欲を見せた。なお、具体的な公約や施策については後日に発表するとしながらも、現時点で以下のテーマに意欲を示した。

- 中小企業支援の強化
- 若者流出防止のための雇用創出
- 人手不足対策

自民党県連推薦、公明や野党にも支援呼びかけへ


宮崎氏は、すでに自民党県連の推薦を受けることが決定している。今後は公明党、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会などにも推薦を求め、幅広い支持基盤の確保を目指す。また、県内の町村長で構成される町村会にも立候補の意思を伝えており、地域組織との連携強化も視野に入れている。

和歌山県知事選は、岸本前知事の急逝により異例の形で行われる選挙となるだけに、県民の関心も高まっている。宮崎氏が岸本路線の継承を掲げる中、今後他陣営からの対立候補擁立の動きも注目される。

宮崎泉氏の略歴とこれまでの歩み


宮崎氏は昭和57年に和歌山県庁に入庁し、県人事課長や知事室長などを歴任。平成31年4月に教育長に就任し、県立学校の統廃合など教育改革を推進した実績がある。2025年4月1日には副知事に就任、現在は知事職務代理者を務めている。県政運営に深く関わってきた経験を背景に、次期知事としての資質をアピールしている。

副知事辞職については、近日中に開催される県議会臨時会で審議され、承認される見通しである。


- 和歌山県副知事・宮崎泉氏が無所属で知事選立候補を表明
- 「岸本周平前知事の政策を継承する」と強調
- 中小企業振興、若者流出防止、人手不足解消を掲げる
- 自民党県連が推薦、公明・立憲・維新などにも支援要請へ
- 副知事辞職を5月9日付で申し出、県議会で審議予定

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2025-04-29 11:04:46(キッシー)

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