砥板芳行の活動・発言など

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活動報告・発言

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石垣市長選、砥板氏はゴルフ場建設に慎重姿勢 環境と文化財への懸念を強調

2025-08-16
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砥板氏、ゴルフ場建設に「慎重な姿勢」 石垣市長選の争点のひとつとなっている前勢岳周辺でのゴルフ場付きリゾート施設建設計画について、新人の砥板芳行氏は「拙速な推進ではなく、市民の不安に耳を傾けるべきだ」と慎重な立場を強調している。環境や文化財への影響が懸念される中、開発を推進する中山義隆氏とは鮮明な対立構図となっている。 自然環境と歴史的価値への懸念 砥板氏は、ゴルフ場建設予定地の周辺にはラムサール条約湿地に登録された名蔵アンパルがあり、また特別天然記念物カンムリワシが営巣している点を指摘。「市民の多くが自然環境への影響を心配している」と語り、さらに「最近では数百年前の風葬墓が発見されたとの調査結果もあり、歴史的・文化的価値を損なう恐れもある」と懸念を示した。 そのうえで、「このまま強行することには反対」と述べ、拙速な着工を警戒する姿勢を明確にしている。 法令に基づいた注視の立場 一方で砥板氏は「民間企業が法令や条例に従って行う開発を政治的判断だけで止めるのは適切ではない」とも発言。全面的に開発を否定するのではなく、法的手続きを前提に「適正に進められるかどうかを注視する」という立場を示した。環境保全と法令順守のバランスを取りつつ、市長として市民の声を政策に反映させる姿勢を打ち出している。 経済振興と環境保護の両立を問う 計画を推進する中山氏は「国際観光地として最低1つのゴルフ場は必要」と訴えているが、砥板氏は観光需要だけに偏ることへの危うさを指摘。自然環境や文化遺産を守りながら持続可能な観光と地域経済をどう築くのか、その在り方を問いかけている。 大規模開発をめぐり、経済振興を前面に掲げる中山氏と、自然環境や市民生活への影響を重視し慎重姿勢を取る砥板氏。両者の対立は、石垣市民が未来の街の姿をどう選択するかを象徴する構図となっている。

砥板芳行氏が訴える「挑発回避」と外交重視 尖閣・台湾有事で問われる石垣市長選の選択

2025-08-15
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石垣市長選で問われる砥板氏の安全保障観 尖閣諸島を抱える石垣市の市長選は、地域住民の暮らしに直結する安全保障の在り方が最大の焦点となっている。とりわけ、前市議の新人・砥板芳行氏が示すスタンスは、中山義隆氏の「断じて譲らず」とは一線を画すもので、注目を集めている。砥板氏は、防衛力強化が拙速に進められることへの懸念や、外交的解決の必要性を強調し、住民の視点に立った議論を求めている。 「住民不在」の防衛力増強に疑問 砥板氏はまず、防衛力増強の進め方に大きな問題意識を示す。「台湾有事を念頭に、想像を超えるスピードで反撃能力配備が検討され、米軍との共同訓練が行われているが、これは受け入れがたい」と強調する。自らはかつて八重山防衛協会に所属し、自衛隊配備の必要性を認めてきた経緯がある。しかし、駐屯地拡張が環境アセスメントを回避する形で進められている可能性を指摘し「非常に問題だ」と疑問を投げかけた。 また「『台湾有事は日本有事』という言葉ばかりが独り歩きしている。納得できる説明を聞いたことがない」として、国に説明責任を強く求める。政府が進める避難計画についても「なぜ先島諸島の住民だけが対象になるのか」と追及し、市民に寄り添った姿勢を示している。 「挑発を避け外交を重視」 砥板氏が一貫して主張するのは「挑発を避ける」という方針だ。尖閣諸島についても「政治的な思惑でアピールのために尖閣に近づく行為は不測の事態を招く恐れがある」と述べ、日本側の行動にも冷静さを求める。強硬姿勢一辺倒ではなく、外交による解決を重視するのが砥板氏の特徴である。 同時に、尖閣諸島が石垣市の行政区域であることを広く発信する意義は認めており、尖閣資料館の整備には前向きだ。地域として存在を発信しつつも、過度な緊張を高めない方策を模索していると言える。 地域に根差した視点と市民への訴え 砥板氏は自衛隊家族を含めた約千人との信頼関係を築いてきたと述べ、「共に市民として市を支えてもらいたい」と強調する。単なる安全保障論ではなく、市民の生活基盤をどう守るかという視点を欠かさない。市長選の争点は、国の方針を無条件に追随するのか、それとも地域から異議を唱え、市民の声を届けるのかにかかっている。 ネット上でも砥板氏の姿勢に共感や疑問の声が入り混じる。 > 「外交で解決を目指すのは現実的だと思う」 > 「挑発を避ける姿勢は理解できるが、中国に弱腰では困る」 > 「住民不在のまま進む防衛強化はおかしい」 > 「尖閣資料館の整備で発信するのは賛成」 > 「市民の避難計画が不透明なのは不安だ」 砥板氏が訴える「挑発回避」と「説明責任」は、石垣市民にとって現実の安全保障政策と生活の狭間で大きな意味を持つ。強硬策と外交路線の狭間で、住民がどの選択を下すのか注目される。

石垣市長選スタート トイタ芳行氏「市民ど真ん中」宣言 中山前市長と激突

2025-08-10
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石垣市長選告示 トイタ芳行氏が市政転換訴え 中山前市長と一騎打ち 沖縄県石垣市の市長選が10日に告示され、前市議のトイタ芳行氏(55)=無所属、新=が第一声を上げた。選挙は、市議会で不信任決議を受け自動失職となった中山義隆前市長(58)=自民・公明推薦=との一騎打ち。投票日は17日で、出直し5選を狙う中山氏と、新しい市政を掲げるトイタ氏の対決が注目されている。 トイタ氏は演説で、経済的に困っている市民を支援するべき時期に、中山氏が進めてきた「台湾航路」開設や、自然環境への影響が懸念されるゴルフ場付き大型リゾート建設を強く批判。「公共性も採算性も見通せない事業に税金を使うべきではない」とし、「市民の力で長期政権を終わらせ、市政を転換しよう」と呼びかけた。 「市民ど真ん中」の市政を掲げる トイタ氏は「平和で豊かな石垣市を取り戻すたたかいが始まった」と語り、「必ずや『市民ど真ん中』の市政を誕生させる」と訴えた。演説会場では保革の垣根を越えた市民が集まり、盛大な拍手が響いた。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一氏、高良沙哉氏も応援に駆け付け、同日告示の市議補選に立候補した東山盛あつ子氏(58)=無所属、新=も「市政転換には力を合わせる必要がある」と必勝を訴えた。 > 「公共事業より市民の生活を守ってほしい」 > 「観光も大事だが環境を壊す計画は見直すべき」 > 「長期政権で停滞した空気を変えてほしい」 中山前市長は実績を強調 一方、中山前市長は第一声で「4期15年で市民の生活を支えることができたと自負している」と述べ、自らの実績を強調した。しかし、2011年度から2022年度までの1人当たり市民所得の伸び率は、石垣市が県平均を大きく下回っており、経済指標と発言との間に乖離があるとの見方もある。 中山氏は再選への意欲を示し、観光振興やインフラ整備など従来の政策を推進すると訴えたが、批判的な声も根強い。 > 「所得が伸びていないのに『生活を支えた』は無理がある」 > 「環境より開発優先の姿勢が目立つ」 有権者の関心は生活重視か市政継続か 今回の市長選は、公文書改ざん問題で揺れた市政をどう立て直すかが最大の焦点だ。トイタ氏は透明性と市民参加を前面に出し、中山氏はこれまでの実績と経験を武器に支持拡大を狙う。 市内では生活支援や雇用確保を求める声が多く聞かれ、観光開発と環境保全のバランス、市民所得向上の具体策が問われている。選挙戦は終盤まで激しい争いが予想され、結果次第で石垣市の今後の方向性が大きく変わる可能性がある。

「市民不在の石垣市政に終止符を」砥板芳行氏が市長選へ決意、献金と私物化の終わりを訴え

2025-08-07
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「市民の声が届く石垣市政へ」砥板陣営が総決起大会で訴え “市政の私物化”に終止符を 砥板芳行氏が市長選へ決意 沖縄県石垣市で行われる市長選(8月10日告示、17日投開票)に向け、新人で前市議の砥板芳行(55)氏が7日夜、市内ホテルで総決起大会を開催した。砥板氏は、長年にわたる市政の“私物化”と“市民不在”を厳しく批判。「既得権益に偏った長期政権からの脱却」を強く訴え、市民本位のまちづくりへの転換を呼びかけた。 >市民不在のまちづくりを終わらせよう と檄を飛ばす砥板氏。選挙戦のテーマは、前市長・中山義隆氏の“独善的な政治”から市政を取り戻すことにある。 「ハートに火がついた」東山盛氏も怒りと覚悟 同時に行われる市議補選には、東山盛敦子氏(58)が出馬を表明。壇上で感情を込めた演説を行った。 >不信任決議を見たとき、本当に腹が立ちました。職員のミスを隠して、公文書を偽造して、嘘の答弁をした。ニュースで“職員のせい”と言っていたあの人(前市長)は許せない。この人が私のハートに火をつけた と語り、石垣市政に対する深い憤りを明かした。 「私物化された市政」からの脱却へ 支援者からの声 砥板氏後援会の知念辰憲氏も、 >(不信任決議の一連の流れは)市政の私物化、独善的な風土だ。こういう市政をもう終わらせよう と断言。砥板氏が「市長として最もふさわしい」と強調し、支援を呼びかけた。 野党系市民団体の代表らも次々と登壇。「チェンジ市政の会」や「ピースバード」などの関係者がマイクを握り、現市政を「欺まんに満ちた」と糾弾。会場では、 >石垣市の将来を守るためには、今こそ市政を変えるときだ との声が続出した。 高まる政権批判 政党からも支援の動き 大会には、高良沙哉参院議員も激励の動画を寄せ、砥板氏の決意にエールを送った。ラストは「ネクスト6」の新里昌央氏の音頭で、「ガンバロー三唱」により会場全体が一体となった。 背景には“献金スキャンダル”と“市有地無償貸与”問題も なお前回市長選をめぐっては、現職(当時)中山氏の選対本部長が代表を務める自民党県連支部に、ゴルフ場開発企業から選挙中に300万円の献金があったことが判明している。 また、市有地の23ヘクタールを企業に無償貸与した契約や、市有林18ヘクタールを“事実上の贈与”とする対応など、市の異常な肩入れも問題視されている。 つまり、単なる「交代」ではなく、問われているのは市政の信頼回復そのものである。

沖縄・石垣市長選 砥板芳行氏が政策発表 自衛隊拡大反対と市民目線の市政を強調

2025-08-05
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沖縄・石垣市長選 砥板芳行氏が政策発表 自衛隊拡大や日米軍事演習に明確反対 8月17日投開票の沖縄県石垣市長選に立候補する新人で前市議の砥板芳行氏(55)は5日、大浜信泉記念館で記者会見を開き、政策の基本方針を発表した。現職市長の長期政権を「独善的」と批判し、「市民目線の市政に刷新するかどうかが問われている」と述べた。 砥板氏は、防衛省が進める陸上自衛隊石垣駐屯地の拡大強化に明確に反対。「日米一体の軍事演習・訓練は受け入れない」と強調し、長射程ミサイルの配備や米軍の常駐も拒否する姿勢を示した。 5本柱の政策と基本姿勢 発表された政策の柱は以下の5点だ。 1. 市民不在の市政から、市民の声を聞く市政への転換 2. 安心して暮らし続けられる街づくり 3. 自然環境を生かした経済振興と一次・地場産業支援 4. 島の安全保障は外交と交流で築く 5. 主要事業の見直しによる財政健全化と必要財源の確保 砥板氏は「憲法を生かした安全保障と外交」を掲げ、「市民不在で一方的に強行されている防衛拠点化に反対する」と訴えた。また、特定利用空港・港湾指定は拒否し、「非現実的な避難計画よりも、島を戦場にさせないことが最も重要」と強調。「受け入れ難いことは政府と対峙してでも拒否する」と断言した。 地域施策と生活支援策 地域施策としては、「出前市長室」を設けて市民の声を直接聞くほか、自治基本条例の住民投票条項を復活させる考えを示した。経済面では、ガソリン税の暫定税率廃止や輸送コスト支援を県や国に働きかける方針。子どもの派遣費補助の拡充や学校給食費の全額無償化も掲げた。 文化・観光分野では、新博物館(美術館併設)の建設推進を打ち出す一方、ゴルフ場付き大型リゾート建設には「現状では反対せざるを得ない」と慎重姿勢を示した。石垣空港の拡充や国内線ターミナルビルの機能強化も目指す。 前市政との違いと観光政策 台湾航路関連事業については「このまま進めるわけにはいかない」とし、抜本的見直しを提案。観光振興では、前市政が「中国・香港からの誘客には取り組まない」としていた方針を批判し、「隣国の政治体制が異なっても、中国や香港を含めて観光プロモーションを行い、近隣アジア諸国からの観光客を増やすべき」と述べた。 支持組織の結成 砥板氏は、元市議の今村重治氏が代表を務める政治団体「市民ファーストの会」の結成も発表。市長選に向けた組織体制を整え、市民参加型の市政実現を訴えた。 ネットの反応 砥板氏の政策発表には様々な意見が寄せられている。 > 「防衛強化に反対という姿勢は賛否が分かれるだろう」 > 「生活支援策は評価できるが、安全保障は理想論では」 > 「観光プロモーションを広げる考えは現実的」 > 「外交だけで島の安全が守れるのか疑問」 > 「財政健全化と給食費無償化を両立できるのか見たい」 石垣市長選は、防衛拠点化を巡る是非と、市民生活重視の政策が大きな争点となりそうだ。砥板氏の主張が有権者にどう受け止められるかが注目される。

石垣市長選・砥板芳行氏が出馬 「壊された民主主義を取り戻す」

2025-07-27
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石垣市長選、砥板芳行氏が事務所開き 中山義隆前市長の自動失職を受けて行われる石垣市長選挙(8月10日告示、17日投開票)に向け、野党系の砥板芳行市議(55)が27日、正式に事務所開きを行った。集まった支持者を前に砥板氏は、中山市政を強く批判し「地方自治の根幹である二元代表制を踏みにじった」と断じた。さらに、「選挙ですら思い通りに操作しようとした」と指摘し、「この島の民主主義を壊した」と強い言葉で非難した。 砥板氏は、自らの市政構想について「市民第一」と強調し、「市民の声に耳を傾ける政治に転換すべき時」と訴えた。選挙戦のスローガンとして「民主主義を守る選挙」を掲げ、毎朝のあいさつ運動で市民からの熱い反応を実感していると語った。 市民の変革への熱意に手応え 砥板氏は、「これほど多くの人が島の未来を本気で考えていることに驚いている。これは初めての感覚」と支持の広がりに確信を深めている様子だった。さらに、与党自民が沖縄で大敗した参議院選の結果を引き合いに出し、「国政は変わった。次は石垣市の番だ」と力を込めた。 中立候補として立候補を表明している箕底用一市議(44)との候補者一本化については、「必ず一つになって戦えると信じている」と述べ、「連絡は取り合っており、調整は可能」と協議の進展を示唆した。 応援に駆けつけた高良沙哉参院議員は「論点は腐敗した長期政権の是正だ」と述べ、「私も砥板氏を全力で支援したい」と表明した。 “市民不在”の市政を転換へ 砥板陣営の選対本部長を務める次呂久成崇県議は「市民の声より企業を優先した市政」として中山市政を批判。「ゴルフ場建設、台湾航路、新庁舎の赤瓦など、市民の実生活に根ざしていない施策が横行した」と訴えた。 また、砥板氏の出馬を要請した市民グループ「明日の石垣プロジェクト」(通称・明日プロ)の渡久山修共同代表は、「中山氏を推すのは企業ばかり。私たち市民は砥板氏を推す」と明言。「台湾有事、新庁舎、定期航路の見直しなど、議会で一貫して住民の立場に立って発言してきた実績がある」と砥板氏に期待を寄せた。 後援会長には地元で厚い信頼を集める知念辰憲氏が就任。今後は市内各地での総決起大会を予定しており、具体的な政策発表は8月上旬に行われる見通しだ。 市民の声、次期市政への期待 SNSでは市民から多くの声が寄せられている。 > 「誰のための市政だったのか、今回こそ問われる選挙になる」 > 「企業じゃなくて、島に住む私たちの生活を見てほしい」 > 「中山政権で置き去りにされた声が、やっと届くかもしれない」 > 「この島を変える最後のチャンスかもしれないと思ってる」 > 「砥板さんの朝のあいさつ、本当に心がこもってた」 石垣市長選は、中山市政の継承か転換かを問う歴史的な選択になる。砥板氏が掲げる「市民第一」の政治が市民の心をどこまでつかむのか。候補者一本化の成否や、政策の具体性も注目される。

石垣市長選に砥板芳行氏が立候補表明 「台湾有事」軽視し軍備強化に反対の姿勢に懸念の声

2025-07-13
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前市政への批判軸に 砥板氏が再び市長選へ挑戦 沖縄県石垣市で8月10日告示、17日投開票の日程で実施される市長選挙において、野党系の砥板芳行氏(55)が7月13日、正式に立候補を表明した。砥板氏は市内で記者会見を開き、「市民目線の政治を取り戻す」「議案改ざん問題に区切りをつけたい」と述べ、市政の刷新を訴えた。 砥板氏は石垣市出身。東京デザイナー学院を中退後、2010年に市議選で初当選し、現在は市議4期目。2022年の市長選にも立候補したが、当時の現職・中山義隆氏に敗れている。これまで国民民主党に所属していたが、今回の出馬にあたっては離党し、無所属での立候補となる。 立候補の最大の争点として挙げたのは、議案改ざん問題によって市議会で不信任決議を受けた中山前市政の「説明責任」と「市政の透明性」だという。 > 「問題があったのは確か。でも、安全保障を無視するような候補で大丈夫?」 > 「“市民ファースト”はいいけど、国防は誰が守るの?」 > 「台湾有事を軽視する姿勢は、あまりに無責任じゃないか」 > 「中山市政には問題もあったが、国の安全と地域の秩序は守っていた」 > 「砥板氏はいつも“反対”ばかり。代案はあるのか?」 SNSでは、市民目線の姿勢を評価する声がある一方で、安全保障政策に背を向けるような発言に対する懸念の声が多数上がっている。 「軍備強化に反対」…国防を地域の問題に閉じ込めるな 会見の中で砥板氏は、「台湾有事を想定した自衛隊の強化や日米共同訓練には反対」と明言。八重山地域での軍備増強には否定的な立場を示した。 だが、尖閣諸島を抱える石垣市は、まさに中国が軍事的圧力を強める最前線の離島であり、防衛の空白を作ることは日本全体の安全保障に直結する問題だ。国防を「反対」の対象にする政治姿勢には、根本的な危うさがある。 砥板氏は「軍事ではなく外交で平和を」と繰り返すが、相手が武力を背景に圧力を強めている状況下で、対話だけで平和が維持できるという考えには現実味が乏しい。市民の安全や命を守るための現実的な備えを否定することは、果たして本当に「市民目線」と言えるのか。 “候補一本化”の思惑も 野党系勢力の再結集なるか 砥板氏の立候補によって、すでに出馬表明している市議の箕底用一氏(44)との調整も焦点となる。箕底氏は中山前市政に中立的な姿勢を取りつつ、市政の透明性向上を訴えている。 砥板氏は会見で「候補者一本化に向けて、最後まで働きかけを続ける」と述べたが、政策姿勢には明確な差もあり、選挙戦の構図はなお流動的だ。 一方、自民・公明など与党系勢力は、中山義隆前市長を再び擁立する方針を固めつつあり、5期目に挑む形となる見通し。前回選挙での敗北から巻き返しを狙う砥板氏と、信頼回復を狙う中山氏の一騎打ちに、第三極が絡む構図が現実味を帯びている。 「平和主義」の仮面で地域の防衛力を削ぐ危うさ 日本において「平和」という言葉はあまりに美しく響く。しかし、国防を議論するたびにそれを「軍拡」「好戦的」と決めつけ、反対する姿勢を貫いてきたのが、砥板氏のような“反戦一辺倒”の政治家たちだ。 だが現実には、石垣市も日本全体も、中国を中心とする覇権主義の脅威に直面しており、平和を守るにはそれを脅かす現実にしっかり向き合うことが不可欠だ。防衛力の強化は「戦争の準備」ではなく、「戦争をさせない力」を持つという意味でもある。 政治家が「平和」を語るとき、それが単なる“反対のための反対”ではなく、現実に基づいた責任ある言葉であるかどうかが、今の有権者には厳しく問われている。

石垣市長選に砥板芳行氏が出馬表明 「長期政権の弊害を断ち切る」中山市政に決別訴え

2025-07-08
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石垣市長選に砥板芳行氏が出馬へ 「長期政権に終止符を」前市政への対決姿勢鮮明に 「これ以上の継続は許されない」長期政権への強い危機感 2024年8月17日に投開票される石垣市長選に向けて、現職市議の砥板芳行氏(55)が出馬の意向を表明した。8日までに報道各社の取材に応じたもので、市民団体「明日の石垣プロジェクト(明日プロ)」からの立候補要請を受けた形だ。同団体は10日に総会を開き、正式に擁立を決定する見通し。 砥板氏は、15年にわたり石垣市政を担ってきた中山義隆前市長の長期政権について、「二元代表制の否定」「独善的な市政運営」「選挙による延命策」などを厳しく批判。「地方自治の理念を破壊するような手法に、これ以上目をつぶるわけにはいかない」と語り、強い決意をにじませた。 > 「15年は長すぎる。そろそろ市民の手に政治を取り戻す時」 > 「選挙が“政権維持の道具”になってるって鋭い指摘」 > 「長期政権って腐敗しやすいんだよな…」 > 「トップが変わらないことで見えなくなる問題は多い」 > 「二元代表制って大事。議会が機能してない市政は怖い」 「台湾有事」を口実に進む防衛強化に懸念も 砥板氏は、石垣市を取り巻く安全保障環境についても言及。とくに「台湾有事」を前提とした国防強化の動きに対し、「住民の合意形成を欠いたまま、日米共同訓練や長射程ミサイル配備が進められている」と警鐘を鳴らした。 また、「避難計画が具体性を欠いており、市民の不安は解消されていない」と指摘。軍事の強化が一方的に進む中で、「命を守るべき自治体の役割が置き去りにされている」として、「市政が市民の側に立って、国に物申す役割を取り戻す必要がある」と訴えた。 > 「防衛だけが先走ってて避難計画はスカスカって本末転倒」 > 「自衛隊配備はいいとしても、住民の声を無視しないで」 > 「“台湾有事”を盾に国がやりたい放題なのが怖い」 > 「市長が防衛政策を白紙委任してるのは無責任」 > 「島の未来を軍事で決めないでほしい」 市長選は三つどもえの構図か 今回の市長選にはすでに、市議の箕底用一氏(44)が出馬を表明している。さらに、中山前市長も、16日に予定されている自民党石垣市支部の候補者選考委員会の決定を待って出馬の意思を示す見通し。これにより、市長選は現職・保守系・野党系の三つどもえの構図となる可能性が高まっている。 砥板氏は、2010年に市議に初当選し、現在4期目。2022年の市長選にも挑戦しており、地域課題や市政運営に精通した“実務派”として一定の支持基盤を持つ。前回選挙では中山氏に敗れたが、今回の市政空白と政権交代機運がどう影響するかが鍵を握る。 変化を求める市民の声に応えられるか 前市長の「失職」という異例の展開を受けての市長選だけに、市民の間では「これまでの政治を続けるのか、それとも変えるのか」が最大の争点となる。砥板氏は「市政を市民に取り戻す」と明言しており、その姿勢がどこまで浸透するかが注目される。 また、防衛や避難政策といった国政との関係にも独自の立場を打ち出しており、「国に追従しない自治体の姿勢」を示せるかも、大きな争点のひとつだ。

石垣市議の砥板芳行氏、市長選出馬を固辞 国民民主公認で衆院沖縄4区から出馬へ

2025-06-24
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砥板芳行氏、市長選出馬を固辞 国民民主公認で衆院沖縄4区から出馬か 沖縄県石垣市議の砥板芳行氏(55)が、次期衆議院議員選挙の沖縄4区において、国民民主党公認で立候補する方向で調整に入っていることが6月24日までに明らかになった。これに伴い、野党系市議らで構成される市民団体から打診が予定されていた中山市長失職後の石垣市長選への出馬については、固辞する意向を示している。 市議会で中山義隆市長に対する不信任決議が可決され、市長失職の可能性が高まる中、市民団体の一部では「砥板氏の市長再挑戦を求める声」があがっていた。しかし砥板氏は、すでに国民民主党の公認を前提とした次期衆院選に向けた手続きに入っているとして、市長選への転身は否定した。 「市長選出馬の打診は受けられない」衆院挑戦に注力 砥板氏は、報道機関の取材に対し「次の衆院選に向けて党内手続き中であり、市長選の打診には応じられない」と明言。衆院選に向けた準備を本格化させる中で、地元市政に再び挑戦する余地はないとの判断を示した。 > 「市政より国政を選ぶのか…でも今の沖縄には国政からの発信も必要」 > 「中山氏の不信任に乗じて再び市長選に出ると思ってたが、意外」 > 「市長選を断る判断は筋が通ってる。だが地元の声を国政でどう活かすか見もの」 > 「どうせまた選挙のために戻ってくるのでは?」 > 「4期目の市議なのに、また国政?覚悟と理念を見せてほしい」 SNS上では、衆院選出馬の意向に対する賛否が交錯しており、国政への転身が市民の支持を得られるかどうかが注目されている。 地方と国政のはざまで揺れる政治的選択 砥板氏は1969年10月8日生まれ。石垣市登野城出身で、東京デザイナー学院中退後、八重山青年会議所の理事長などを務めた。2010年に石垣市議選で初当選し、2022年の石垣市長選出馬を機に一度議員を辞職。その後、同年9月の市議選で再選され、現在は4期目を務めている。 2022年の市長選では、保守系の中山市長に挑むも敗北。だが、保守・中道層を巻き込んだ地元での知名度と発信力を持ち、今後の衆院沖縄4区での野党共闘の鍵を握る人物としても注目されている。 今回の衆院出馬については、保守支持層との分断が続く沖縄4区でどのような支持基盤を構築できるかが鍵となる。辺野古移設問題や自衛隊配備に揺れる同区において、明確な政策と立ち位置が求められる選挙戦になるのは間違いない。 「空白地帯」沖縄4区の野党候補としての布石 沖縄4区は、自民党・公明党の与党系が比較的強固な地盤を持つ一方、野党系候補者の調整が難航する傾向がある。国民民主が単独候補を擁立することで、立憲民主や共産などとの連携にどう影響するかも見逃せない。 現職の西銘恒三郎氏(自民)は盤石の組織票を持つが、前回選挙では野党側も一定の支持を集めて接戦に持ち込んでおり、「地元密着型候補」として砥板氏が打って出ることで、新たな構図が生まれる可能性がある。 衆院選の行方に加え、石垣市政の混乱が続く中で、砥板氏の立ち位置は地元の有権者にとっても象徴的な選択肢となりそうだ。

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