2025-08-29 コメント投稿する ▼
宮崎政久衆院議員「総裁選の前倒しを」 石破総裁含め党再生の議論を強調
背景には、自民党の再生に向けた議論を早期に始めるべきだという危機感がある。 宮崎氏は「党の再生には総裁選でこれからの自民党がどうあるべきか、この国を誰がどうやって引っ張っていくか、徹底して議論することが不可欠だ」と指摘。 宮崎氏の主張の根底には、自民党が長期政権運営の中で国民からの信頼を揺るがしている現状への危機感がある。
宮崎政久衆院議員 自民党総裁選の前倒しを提唱
自民党の宮崎政久衆議院議員(沖縄2区)は、自身のSNSで「総裁選の前倒し」に賛成する意向を表明した。背景には、自民党の再生に向けた議論を早期に始めるべきだという危機感がある。
宮崎氏は「党の再生には総裁選でこれからの自民党がどうあるべきか、この国を誰がどうやって引っ張っていくか、徹底して議論することが不可欠だ」と指摘。そのうえで「国民の皆様に、その議論を見てもらうことも重要」と述べ、透明性ある公開討論の必要性を強調した。
「石破おろし」ではないとの強調
総裁選の前倒し論については、党内外で「石破おろし」との見方も広がっている。しかし宮崎氏はこれを否定し、「この党再生の総裁選には石破茂総裁も出馬できる。総裁を排除する動きではない」と述べた。あくまでも「党全体の立て直し」が目的であると強調している。
「石破総裁を排除する総裁選ではないと聞いて少し安心」
「党の再生を語るならまず過去の失敗を総括すべきだ」
「前倒し総裁選は国民に開かれた議論の場になる」
「石破茂総裁の下でこそ再生できると考える」
「政権維持のための調整ではなく本気の議論を望む」
党再生に向けた前倒しの意義
宮崎氏の主張の根底には、自民党が長期政権運営の中で国民からの信頼を揺るがしている現状への危機感がある。特に、政策決定過程の不透明さや「選挙対策優先」と映る姿勢が批判されてきた。
前倒し総裁選を通じて、次の時代の自民党の姿を示すことは、国民に対する説明責任を果たす意味でも重要である。党内での公開討論を通じて政策課題を洗い出し、どのようにして国を導くのかを明確にすれば、信頼回復の一助となる可能性がある。
国民に示すべきは「議論の中身」
宮崎氏が強調するように、単なる権力闘争ではなく「誰がどの政策を掲げ、どう実現するのか」を国民に示すことが、総裁選の本来の役割である。石破茂総裁を含め、立候補者が政策で競い合う姿を見せることこそ、自民党再生の第一歩だ。
総裁選前倒し論は、党内の求心力回復だけでなく、日本政治に対する信頼を取り戻す契機となるのか。宮崎氏の発信は、その試金石といえる。