2025-07-07 コメント: 1件 ▼
元NHKアナ・牛田茉友候補に“車両追尾”の被害 身の危険感じ演説予定の事前公表を中止へ
「身の危険を感じた」牛田茉友氏が異例の判断
参院選(7月20日投開票)で東京都選挙区から国民民主党公認で立候補している元NHKアナウンサー・牛田茉友候補が、街頭演説の日程公表を当面取りやめると発表した。選対本部が7日、「複数回にわたり身の危険を感じる事案が発生した」と明らかにした。
具体的には、6日の街頭演説終了後、牛田氏が乗った送迎車が「長時間にわたり車両に追尾された」とのことで、候補者の安全確保のため、今後の演説予定をSNSやウェブ上で事前に告知する形式を中止するという。
「こんな事が起きるなんて信じられない」
「候補者が安心して演説できないって異常」
「本人の顔や名前が広まるほど危険になる構造、怖すぎる」
「言論の自由が守られないなら選挙も成り立たない」
「安全が脅かされてるのに、ニュースが小さすぎる」
選挙期間中の“追尾”は重大な妨害行為の可能性も
選挙戦の最中、候補者を長時間追尾する行為は、明らかに通常の選挙活動の枠を逸脱している。物理的な危害が加えられていなくても、候補者やスタッフに精神的な恐怖を与えるだけでなく、民主主義の根幹である「自由な選挙活動」を妨げる行為といえる。
警備の強化や、警察への相談がなされている可能性もあるが、いま問われるのは「選挙の安全」をどう守るかという根本的な問題だ。女性候補者に対するストーカー的行為は近年増加傾向にあり、ジェンダーや職業背景による標的化も懸念されている。
SNS時代の選挙 可視化と安全のバランスが揺れる
近年、選挙活動ではX(旧Twitter)やInstagram、YouTubeを通じて街頭演説の日時や場所を広く知らせる手法が定着し、有権者との接点拡大に一役買ってきた。しかしその一方で、候補者の行動が「可視化」されすぎることで、不審者や妨害行為にさらされるリスクも高まっている。
今回の牛田氏の判断は、安全を優先しつつ、いかに情報発信を工夫するかという選挙戦略の転換点でもある。演説予定の非公開により、有権者が直接話を聞く機会が減る可能性もあるが、候補者の安全を守るという観点ではやむを得ない対応と見る向きも多い。
「ネットで全部丸見えなのはリスクにもなるんだな…」
「可視化ってメリットだけじゃないって思い知らされた」
「候補者を守る制度も必要なのでは」
「声をあげた牛田さんを支持したい」
「安全対策しないと、誰も立候補しなくなる未来が来るかも」
政治活動の自由と人権の保障は両立できるのか
牛田氏はNHKのアナウンサーとして報道現場に立ち続けてきた経験から「現場の声を国会に届けたい」と語っているが、その思いすら危険にさらされる現実に、政治の現場も市民社会も今こそ目を向けるべきだ。
今回の件は、単なる「一候補者のトラブル」ではなく、民主主義の根本を揺るがす問題だ。安全が担保されない選挙に、自由な意思表示は成り立たない。選挙制度と警備体制の見直しが求められる局面である。