2025-08-02 コメント投稿する ▼
熱海土石流の被災者が市長選に出馬へ──徐浩予氏が政党・弁護士・日本社会への"告発"を公開
熱海市長選に立候補表明の徐浩予氏、「告発文第一弾」で語った壮絶な2年半
熱海市長選への立候補を表明している徐浩予(じょ・こうよ)氏が、自身のX(旧Twitter)アカウントで「告発文第一弾」と題した長文ポストを投稿した。内容は、2021年7月の熱海土石流以降の苦悩と告発、政党との関係、精神疾患、弁護士とのトラブル、そして現在に至る政治活動まで多岐にわたる。
多くの方が私のことを本当にわからないと思いますが、今回の第一弾告発文を通じて、2021年7月3日熱海土石流以来の出来事を告白いたします
熱海土石流が人生を一変させた
徐氏が大きく人生を変えたのは、2021年7月の熱海伊豆山土石流だった。命を守るために逃げ、旅館事業も失った。その混乱の中である国政政党と出会い、政治活動に関わるようになったという。衆院選、参院選にもスタッフとして参加し、やがて支部や地区委員会から市議選への出馬を勧められるようになる。
政党と共に2021年8月から日本での政治活動を始めました
詐欺被害と心の病に苦しんだ日々
政党関係者の紹介で購入した一軒家が、後に傾きや水漏れがあることが判明。リフォーム後に問題が発覚し、売主やリフォーム業者からの対応は冷たかったという。
物件は傾いていて、水漏れなど、崩壊する可能性が高い、使えない物件だとわかりました
精神的に追い込まれ、「適応障害」「PTSD」「混合性不安抑うつ障害」などの診断を受ける。詐欺だと考え裁判を起こすが、訴訟の負担と心身の不調が重なり、自死を図るまでに追い詰められた。
三日間ほど、うつ状態で、20本以上のお酒を飲んで…手首を切って自殺する行為をしてしまいました
政党との距離と、独立への決意
自殺未遂後、政党からは「悪印象だからやめろ」と叱責され、徐氏は支部と疎遠に。2023年には無所属として熱海市長選への出馬を決意し、翌年に「大同党」を立ち上げた。災害後の行政対応や熱海の街の在り方に問題意識を持ち、「市民のための政治を実現する」と決意を語っている。
熱海市の問題に気付いていました。その政党から私を市議に立候補することを断念し、無所属で熱海市長選出馬表明を出しました
交通事故と弁護士トラブルが再び襲う
2024年7月には愛車マセラティが社用車にぶつけられる事故が発生。加害側は当初「従業員個人の行為」として責任を逃れようとし、裁判へ発展。再び同じ弁護士に依頼したが、信頼関係に深い溝が生じていた。
裁判の相談は詐欺裁判の打ち合わせ中で、相談したにも関わらず…保険会社に1.5万円か2万円の相談料を請求しました
弁護士の「言論統制」とされる指示
2024年末から弁護士からの圧力はさらに強まり、「SNSを非公開にしろ」「YouTubeを使うな」「出演したら弁護をやめる」と言われ続けたと徐氏は訴えている。発信をするたびに連絡が来るほど監視されていたという。
私の政治活動が裁判に影響があれば、熱海土石流の二つ裁判への影響が最優先ではないかと思います
そして2025年6月、YouTube番組出演後に2件の裁判を一方的に解任される。「着手金も返還しない」と通告され、弁護士との決裂が決定的になった。
解任同意書は『関係を外に出したら百万円以上請求、提訴、刑事告訴する』など言いました
政治家としての信念と、残された課題
2年半の間、裁判、災害、精神疾患、ハラスメントを受けながらも、徐氏は「それでも発信を止めない」と語る。支援してくれた政党名を明かさないのは、「攻撃したくないから」としながらも、自らが経験した問題は「日本の政治構造の中にある」と痛烈に批判した。
日本社会を良くするためにあるはずの政治の世界で、政治的に正しくないことが横行することは、日本にとってよくないと思います
特に、「右派は排外主義、左派はハラスメント」という独自の問題提起を行い、身近な人間関係から逃げられない左派的圧力に対する恐怖を吐露している。
右翼の問題は排外主義、左翼の問題はハラスメント
市民とともに、再び歩き出す
精神的に追い詰められ、自殺未遂まで経験したにもかかわらず、「市民のための政治を実現したい」という想いを捨てていない徐氏。今後、海外での番組出演や記者会見を予定しており、「言論の自由」が守られる場所で、自身の経験を公にしていくと明言している。
今月中に、以上の二つ裁判の人物、会社、弁護士などを実名を出し、提訴や告訴させられないように
告発文の締めくくりにはこうある。
外国人の私だから、また、若輩者の政治家だから言えることもあると思い、告発します