2025-07-17 コメント投稿する ▼
参院沖縄選挙区が大接戦 タカラさちか氏が「誇りと尊厳」を掲げ保守陣営と一騎打ち
参院沖縄選挙区が大激戦 タカラさちか氏「誇りと尊厳をかけて負けられない」
7月20日投開票の参議院選挙で、沖縄選挙区(改選数1)はかつてない大接戦となっている。「オール沖縄」の代表として立候補したタカラさちか氏が、保守勢力の総力を背景にした自民党公認・奥間亮氏との一騎打ちに挑んでいる。タカラ氏は「沖縄の誇りと尊厳をかけたたたかい」と強調し、平和と生活を守る政策を掲げて連日街頭で訴えを続けている。
「政治を市民の手に」 タカラさちか氏が訴える“命かじり”の選挙戦
「生活者の手に政治を取り戻す。そして沖縄の歴史と誇りを守り抜く」。タカラさちか氏はこう語り、那覇市をはじめ県内各地でマイクを握り続けている。辺野古新基地建設の中止、米軍普天間基地の撤去、米兵による性犯罪への厳正対応、消費税減税、ジェンダー平等の推進など、市民目線の政策を一貫して掲げる。
今回の選挙は、自民党政権と対峙する「オール沖縄」陣営がその存在意義を問われる重要な局面でもある。期日前投票が進む中、タカラ氏はわずかに先行と伝えられているが、最終盤に向けて予断を許さない情勢だ。
「この人だけは落としちゃいけないと思った」
「基地も差別も全部押し付けられてきた沖縄にこそ、この声が必要」
「歴史を知ってる人の言葉には重みがある」
「うちなーんちゅとして誇りを持って応援したい」
「最後の最後まであきらめずに広げよう」
自民党は“前哨戦”と位置づけて総力戦 那覇での市議選とセット攻勢
一方の奥間亮氏には、自民党本部が全面支援を投入。石破茂元首相、岸田文雄首相、高市早苗、小泉進次郎など、党の顔とされる大物が相次いで沖縄入りし、強固な保守票の掘り起こしを進めている。
特に注力しているのが、同日投票となる那覇市議選との「セット戦術」だ。自民は40の定数に対し21人もの候補者を立て、那覇での勝利を奥間氏の勝敗にも直結させる戦略を展開中。「那覇で勝てれば参院選も勝てる」と意気込む陣営に、企業団体や保守系市町村議員への“締め付け”も強まっている。
だが、選挙戦では「政府いいなりの候補」か「沖縄の声を届ける候補」かという対立構図が際立ち、支持層の動きが最後まで読めない状況にある。
「大物呼んできても沖縄のことわかるわけじゃない」
「那覇だけで勝とうとする姿勢が透けて見える」
「企業票で押し切る選挙にはうんざり」
「沖縄の民意は東京の命令では動かない」
「締め付けより心に響く訴えを聞きたい」
政策の“違い”が勝負を分ける 沖縄の未来をどう描くか
選挙戦も残すところわずかとなる中、候補者の主張の“違い”が明確になっている。辺野古新基地を止めたいのか、それとも強行するのか。物価高で苦しむ生活を減税で支えるのか、維持したまま耐えろというのか。ジェンダー平等を進めるのか、家族観を固定化するのか。
「違いを語れば語るほど、共感が広がっている」とタカラ陣営。保守・革新の枠を超えて「オール沖縄」の底力を示す時だと、電話やSNSを駆使した一票の積み上げを最後まで訴えている。
「自分の暮らしを守ってくれるのは誰か、もう一度考えたい」
「この一議席が、沖縄の声になる」
「消費税の話、すごくリアルに響いた」
「軍事より生活、そう思う人は多いはず」
「沖縄を、沖縄で決める。それが全て」