2025-03-28 コメント投稿する ▼
松野明美氏、女性の安全なジョギング環境を訴え—治安維持と福祉制度改善を求める
■ 松野氏の体験と指摘
松野氏は、「海外では女性が一人で走りに行くことは避けるように言われますが、日本では夜中でも自由に走ることができた」と振り返り、しかし最近では深夜に走ることが以前に比べて怖く感じるようになったと話しました。自身も午前4時に起きて20キロを走ることが日課であり、かなり速く走れるため、危険を感じることは少ないものの、それでも変質者に遭遇した経験があり、そのことが非常に不安だと指摘しました。
さらに、「治安が悪くなったと感じるようになった」と述べ、首相が施政方針演説で「楽しい日本」と言ったことに対して、「楽しくない日本になっているのではないか」と疑問を呈しました。
■ 首相の返答と治安への意気込み
これに対し、石破茂首相は、「楽しい日本」の実現には「安心・安全」が大前提だと強調し、深夜の外出については推奨しないものの、世界中でも女性が一人で歩ける国は少ないことを指摘しました。「治安が良い日本は守りたい」との意気込みを語り、治安維持の重要性を再認識しました。
■ 少子化と障害者支援への言及
また、松野氏は少子化対策に関連して、自身の出産体験をユーモラスに話し、委員会室を和ませました。松野氏は「出産の痛みは鼻からスイカを出すぐらい痛いと言われていましたが、実際にはそれよりもずっと辛かった」と、コミカルにその痛みを表現し、出産に対する支援策の重要性を訴えました。
さらに、松野氏は障害を持つ次男が就労継続支援B型事業所に通っているが、その工賃があまりにも低いことを指摘し、福岡資麿厚生労働相からは「経営状況をしっかり注視し、現場の声を聞きながら改善策を進める」との答弁を引き出しました。