2025-04-26 コメント投稿する ▼
浦添市役所近くでまたタイヤパンク被害 20台が被害、今月だけで3度目の異常事態
再び発生、浦添市役所周辺で集団被害
浦添市でまたもや車両のタイヤを狙った器物損壊事件が発生した。25日午後4時5分ごろ、市役所近くの駐車場で「自家用車のタイヤがパンクしている」と市職員から110番通報があった。浦添警察署によると、現場では市関係者の車両を中心に、約20台のタイヤが破損していることが確認された。被害に遭った職員らは、同日午前8時半ごろ出勤時に車を停めた際には異常がなかったと証言しており、昼間の時間帯に被害が発生したとみられる。
今月だけで3度目、連続被害の異常事態
今回の事件は、今月に入ってから同じ市役所駐車場周辺で起きた器物損壊事件の3件目となる。これまでにも、公用車のタイヤがパンクさせられたり、テールランプが破壊されたりする被害が報告されている。被害はいずれも市役所付近に集中しており、警察は同一犯による連続犯行の可能性も視野に入れて捜査を進めている。
特に今回は被害台数が過去最多となったことから、市役所内部でも職員の不安が広がっており、防犯カメラ映像の解析や周辺パトロールの強化を求める声が上がっている。
警察が捜査本格化、器物損壊事件で立件へ
浦添署は、今回の事案を刑法の器物損壊罪にあたるとして正式に事件化し、現場周辺の聞き取り調査や防犯カメラ映像の精査を進めている。市役所の駐車場やその周辺には防犯カメラが設置されているものの、位置によっては死角もあり、捜査には時間を要する見通しだ。被害の状況から、工具などを用いて意図的にタイヤを損傷させた可能性が高いとみられている。
市側も被害届を提出し、職員向けに注意喚起を行うとともに、駐車場の利用に際しては周囲に不審者がいないか確認するよう呼びかけている。
市民生活への影響も懸念、早期解決求める声
浦添市では、市役所を訪れる市民も多く、市の公用車や職員の自家用車が被害に遭うことにより、市民サービスに支障が出る可能性も指摘されている。特に災害対応や福祉関連の車両が被害を受けた場合、迅速な対応に影響を及ぼす恐れがある。
地元住民からは「誰が何のためにこんなことをしているのか分からず怖い」「市役所近くなのに何度も被害が起きるのは異常だ」と不安の声が上がっており、警察には早期解決と再発防止策の徹底を求める声が高まっている。
- 25日、浦添市役所近くの駐車場でタイヤパンク被害が発生
- 約20台が被害、今月3回目の器物損壊
- 被害は日中に集中、同一犯による連続犯行の疑い
- 浦添署が器物損壊事件として本格捜査
- 市民生活や行政サービスへの影響も懸念
- 地元からは早期犯人逮捕と防止策を求める声
現在、警察は防犯カメラの映像解析や周辺の聞き取り調査を進めており、犯人の特定に向けた捜査が続いている。市民や職員の安全を守るため、早期の解決が望まれている。