2025-03-06 コメント投稿する ▼
「説明責任を果たさず」長野県、ガソリン補助金を組合加盟店へ不支給へ
■背景:
ガソリン価格調整疑惑と組合の対応
- 県石油商業組合に加盟する複数のガソリンスタンドが、店頭表示価格を事前に調整していた疑惑が浮上。この件について、公正取引委員会が調査を進めている。
- 組合は2月28日に県へ中間報告を行い、「価格調整の事実は確認できなかった」と説明。しかし、阿部知事は「県民が納得できる内容ではない」として、さらなる調査を求めていた。
■補助金見送りの決定
- 県は2026年度当初予算で、ガソリンスタンド運営事業者の経営基盤強化支援事業として2000万円を計上。しかし、組合加盟のスタンドへの補助金交付を見送る方針を決定。理由として、「説明責任を果たしておらず、県民に理解が得られない」としている。
■今後の対応:
検討会からの組合除外
- 県は、ガソリン価格の抑制に向けた課題を話し合う検討会を3月中に立ち上げる予定だったが、組合をメンバーから外す方針を示している。