2026-03-12 コメント投稿する ▼
参政党・豊田真由子氏が予算審議の問題点を3分半で説明、委員会室が静まりかえる
参政党の豊田真由子政調会長氏が2026年3月12日の衆院予算委員会で、質問時間の冒頭約3分半を使って、審議時間が短いことへの問題提起を行い、委員会室が静まりかえりました。この日の予算委は、昼休みに自民党の坂本哲志委員長氏が職権で13日の締めくくり質疑、採決を野党の合意を得ず決定し、午後の再開が1時間遅れる異常事態となりました。豊田氏は理事会のメンバーとして、テレビやネット中継を見ている視聴者への説明責任があるとし、東大卒の厚労省官僚出身で国会の裏側も熟知する立場から、問題点を分かりやすく解説しました。122兆円という過去最大の予算を、審議時間が非常に短いまま終えていいのかと問題提起し、暫定予算という制度を使えば充実した審議ができると提案しました。
職権連発で1時間の審議中断
この日の予算委は、昼休みに自民党の坂本哲志委員長氏が職権で13日の締めくくり質疑、採決を野党の合意を得ずに決定したことで、野党側が強く反発しました。熟議を求める野党側はこれに異議を唱え、午後1時の再開予定が1時間遅れる異常事態となりました。
午後に質問の予定があった豊田氏は、予算委の審議日程などを調整する理事会のメンバーの1人です。豊田氏は、自らの質問時間から約3分半を費やして、状況の説明とあるべき姿をとうとうと語りました。
テレビの向こうの視聴者への説明責任
白のスーツ姿の豊田氏は、柔らかい語り口ながら毅然とした態度で質問を続けました。冒頭恐縮でございますが、私、後半で時間をきちんといただける唯一の理事会の参加メンバーかと思いますので、今何が起こっていて、この混乱があったかということを、攻撃とかでは全くなく、テレビ、ラジオまたはネットニュースの方にご説明をする責務が私にはあると切り出しました。
「審議時間が短いというのが問題の本質です」
「122兆円の予算、国民の生活全てに関わることです」
「暫定予算という素晴らしい仕組みがあるんです」
「与党も野党も日本のために働いているはずです」
「十分な熟議が行われなかったことが、ただひたすらに残念です」
豊田氏は、テレビのコメンテーターをちょっとやっていた時期もあり、全く売れっ子ではなかったが、難しいことを分かりやすくご説明するということをちょっとやってみたいと、落選中の苦労話も交えて本題に入りました。
122兆円予算を短時間で審議する異常さ
豊田氏は、東大卒の厚労省官僚出身で、ハーバード大大学院にも留学した経歴を持ち、2012年の衆院選で初当選し、自民党議員として2期務めたバックグラウンドがあります。国会の裏側も熟知している豊田氏は、通常国会は1月後半に開かれ、2月は衆議院、3月は参議院という形で充実した審議が行われると説明しました。
しかし、高市早苗首相氏が解散総選挙を打った今回については、解散があった関係で審議時間が非常に短いと現状を解説しました。何が問題かと申しますと、例えば今回であれば122兆円という過去最大の予算です、これは全てが国民の皆さまの生活未来に直結をする、経済、社会保障、国防、中東情勢もあります、また農林水産業いろんな方にすべてに関わることが、そんな短い審議時間で終えられてしまっていいのかと問題提起しました。
豊田氏はここで、これは決して、何かサボタージをしているとか、けんかをしているとか、そういうことは全くありません、私けんかは苦手でございますので、とがらない野党を心がけておりますとクッションを放り込みながらも、質疑時間が十分確保されなかったところが、非常に私どもとして困っているところでございますと切り込みました。
暫定予算で審議時間確保を提案
元自民党の議員として、4月1日にきちんと予算が成立しないと困るということも一部にはあると、年度内成立を急ぐ高市首相らの考えについても言及しました。しかし、私どもの国会には素晴らしい仕組みがありまして、暫定予算という制度がございます、この必要な部分だけを切り離して、先に成立させるということが可能になっておりますと、暫定予算を立てて審議時間を確保する方法を解説しました。
まさに豊田氏が自民党議員だった2013年と2015年に安倍政権が行った例がある方法です。しかし、安倍政権とは違い、高市政権は審議時間を異常に短く切り上げ、年度内成立にこだわります。豊田氏は、ぜひそれをお願いしたいと申し上げておったんですが、それがなかなか叶わないということでございましたと語りました。
与野党双方への理解を示しながらも残念さを表明
豊田氏は、私は以前、与党でお世話になっており、今野党に属しております、なので、与党の皆様方のお立場も、野党の皆様方のお気持ちもよく分かっておるつもりでございますと、与野党双方の立場の違いには理解を示しました。
しかし、その上で、私は与党も野党も、国会にいらっしゃる先生がたはみなさま、日本国のために日本国民の幸せのためにと思って働いておられるはずであります、それがどうして、今回こういう形で、十分な熟議が国会で行わなかったのか、ということを、ただひたすらに、残念に思うということでありますと、委員会室の国会議員たちに静かながら、毅然とした態度で訴えかけ、冒頭発言を締めくくりました。
衆院予算委は13日、締めくくり質疑を行い、予算案が与党の賛成多数で採決される見通しです。衆院議運委の山口俊一委員長氏も12日の理事会で、本会議を13日に開くと職権で決めており、予算案が本会議に緊急上程され、与党の賛成多数で可決される可能性があります。
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