2025-03-21 コメント投稿する ▼
打越氏、「選択的夫婦別姓導入を急げ」 首相に党議拘束外すよう要求
■ 選択的夫婦別姓の導入を求める打越氏の主張
打越氏は、選択的夫婦別姓が導入されていない現状について、国際的に見ても日本が不寛容な国であると指摘した。また、女性活躍や地方創生の政策が進められている一方で、この制度が導入されないことは矛盾していると強調。特に、パスポートに旧姓を併記する措置があるものの、実際には不便を感じている人々が多く、銀行口座の開設などにおいても障壁が存在すると説明。打越氏は、この現状に対して早急な改革が必要だと主張した。
■ 首相の慎重な立場に反論
打越氏は、選択的夫婦別姓が導入されない現状についての首相の慎重な立場に反論。首相はパスポートの旧姓併記について「完全に問題が解決したとは思っていない」と述べたが、打越氏はそれでは不十分であると訴え、女性や社会全体の平等を実現するために早期の法案提出を求めた。また、選択的夫婦別姓に賛成する声が増えている中、首相が議論を続ける必要性を強調したことに対しても、「論点は出尽くしている」として、議論を長引かせることの無意味さを強調した。
■ 党議拘束外すよう求める打越氏
打越氏は、自民党内での議論を進めるにあたって、党議拘束を外し、より自由な形で議論が行われるべきだと提案。選択的夫婦別姓を支持する意見がある中で、党内での議論を過度に縛ることが改革を遅らせる原因となっていると指摘した。