2025-07-20 コメント投稿する ▼
金子恵美氏が石破首相を生放送で厳しく追及 SNS「フルボッコ」「一番キレてた」と反響
選挙特番で金子恵美氏が石破首相に直言 SNSで「フルボッコ」「一番キレてた」と反響
元議員・金子氏の鋭い指摘に注目集まる
7月20日、フジテレビの参院選特番「Live選挙サンデー 超速報SP」で、元衆院議員で現在はタレントとしても活躍する金子恵美氏が出演し、自民党の石破茂首相に対して痛烈な指摘を繰り出したことがSNS上で大きな話題を呼んでいる。
今回の参院選は与党にとって歴史的な敗北となり、番組内ではその原因や今後の政権運営のあり方をめぐって活発な議論が行われた。中でも金子氏の歯に衣着せぬ言葉が視聴者の注目を集めた。
「国民目線を見失った」 金子氏が石破首相に詰問
金子氏は番組内で、石破首相の政策姿勢について次のように指摘した。
減税はお金持ちに恩恵があると、ある種、上から目線で“私たちの給付の方が正しいんだ”という言い方をして、国民の声を聴かなかったとも受け止められている
さらに、「そのくせ選挙に入ってから暫定税率の話をし始めた」として、タイミングの悪さと政治的な一貫性の欠如に疑問を呈した。
石破さんは“国民目線を大事にする”といつもおっしゃっていたが、今回はその目線を見失っていたのではないか
また、かつて党内で“異端児”として国民に人気があった石破氏の政治スタイルについても言及。
その石破カラーを腹をくくって出せば良かったのに、出さないまま今回の審判を下された
と、厳しく総括した。
石破首相、言葉を返すも…やや苛立ち見せる
これに対し、石破首相はインフラ財源の必要性を強調。
暫定税率をやめた時、新潟県はどうなるんですか? どうやってインフラ整備をやっていくんですか?
と応じた。しかし、金子氏が「森山幹事長が選挙期間中に“年度内に暫定税率を決める”と発言していた」と指摘すると、石破氏はやや苛立った表情を見せながら、
政権の中でそういうことはありません。よく調べてみてください
と応戦。このやり取りに、スタジオの空気が一瞬、緊張感に包まれた。
SNS「キレッキレ」「聞いてて痛快」賛否の声
SNSでは、金子氏の詰め寄る姿勢に賞賛と批判の双方が噴出。
「石破首相をフルボッコ」「各局の選挙特番で一番キレてた」「生放送であれだけ言えるのはすごい」など、鋭い質問に痛快さを感じた視聴者の声が相次いだ。
一方で、「自己顕示欲が強すぎ」「話が長い」「質問が複数にわたって聞きづらい」など、スタイルに対する批判も少なくなかった。
政治解説者の見方「選挙敗北で緊張走る与党」
ある政治ジャーナリストはこう語る。
金子氏は与党出身ながらも距離を取った立場で、国民の視点を代弁する役回りとして一定の役割を果たしている。一方、石破首相にとっては選挙敗北直後の厳しい場面で、突き刺さる言葉が心情的にも響いたのかもしれない
視聴者が求めた“忖度なき議論”
今回のやり取りは、台本通りの予定調和ではなく、生放送ならではの緊張感と“忖度のない対話”が繰り広げられた瞬間だったと言える。
政治家と元政治家、かつては同じ与党に属していた2人の間で交わされた応酬が、国民にとって「何を問うべきか」「何を許すべきでないか」を浮き彫りにした。
与党の今後の対応と、石破首相が国民との「目線のズレ」にどう向き合っていくかに注目が集まっている。