2025-07-11 コメント投稿する ▼
和歌山の未来をつなぐ魂の訴え にかい伸康候補「地方が沈めば国が沈む」
街頭に立ち続けた日々が原点に
「和歌山の街に立て」——これは、今年春に急逝した岸本周平前和歌山県知事が、にかい伸康候補に遺した言葉だ。昨年の衆院選で惜敗し、政治家としての進路に迷いを抱いていたにかい氏にとって、この助言は原点を見つめ直すきっかけとなった。
当初、彼はこの言葉を「敗れたことを謝れ」という意味だと受け取り、和歌山の街頭に立ち続け、頭を下げ続けた。だが、そこで耳にしたのは、住民の怒りでも恨みでもなく、「どうか和歌山を立て直してほしい」という切実な声だった。
物価高で家計が追い詰められる不安、若者が街を離れていく寂しさ、働く場所の減少、将来の見通しが立たない不安——にかい候補はその一つひとつに耳を傾けるうち、「自分にはまだやるべきことがある」と再び立ち上がった。
「謝り続ける姿が印象的だった。真面目で信頼できる人」
「立ち止まって話すと、こっちの悩みを本気で聞いてくれた」
「失敗を恐れず、もう一度やり直そうとする姿勢に感動した」
「和歌山の未来を任せられるのは、こういう候補だと思う」
「地方を語る言葉に嘘がない。胸に響いた」
住民の生活に寄り添いながら再起を果たそうとするにかい候補の姿に、多くの人が共感と期待を寄せている。
「地方が沈めば国が沈む」 ふるさとの危機を正面から語る
「地方が沈めば、日本が沈む」——にかい候補は、この言葉を繰り返す。和歌山の人口減少は深刻で、少子高齢化に伴う労働力の不足や産業の衰退、医療・教育などの地域インフラの維持にも影響を与えている。
「若い世代が外に出て行き、戻ってこない。生まれ育ったふるさとに働く場所も、学ぶ場所もない。これでは未来につながらない」と語るにかい候補。だからこそ、「国政に地方の声を届け、地方の時代を切り開く」という強い信念を持って参院選を戦っている。
地域経済を立て直し、子育てや教育の環境を整え、住民一人ひとりが“ここで生きていきたい”と思える街を取り戻す。そのためには、単なるバラマキではなく、持続的な制度づくりと政策の実行力が求められる。
「和歌山と国をつなぐ」ための政策と覚悟
にかい候補が特に力を入れているのが、「国とのつながりを活かした教育・産業政策」だ。和歌山県内の大学に新たな学部を新設し、国内外から優秀な人材を集める。そして、その知見を地域の研究・開発に活かし、地場の一次産業を支えるという構想を打ち出している。
これは一過性の景気対策ではなく、地域に根を張った産業育成と人材定着を同時に図る施策だ。「ふるさとのために知恵を出し、国の制度とつなぐのが自分の役目」と、にかい候補は強調する。
地元での信頼と国政での実行力——この両輪が揃ってこそ、地方再生は本物になるというのが彼の持論だ。過去に敗れたことを引きずるのではなく、その経験を糧にして、今度こそ結果を出す覚悟がにじむ。
ふるさと和歌山の議席を死守するために
和歌山県選挙区は、かつてから与党にとって重要な拠点だった。立党以来、ほぼすべての期間で議席を守ってきた歴史ある選挙区であるだけに、「ここで負ければ、地方の声が国政から遠ざかる」との危機感が広がっている。
にかい候補は、「一人ひとりに届く政治をやる」と語り、街頭でも個別訪問でも、ひたすら丁寧に対話を重ねている。与党の中でも地方を真剣に語り、行動できる候補は限られている。だからこそ、「にかいを国会に戻す」という住民の声が広がっている。
地方を捨てた政治では、国の未来は描けない。国の成長を支えるのは、地方の力であり、地域に根ざした政治家の存在だ。にかい候補の挑戦は、単なる一議席の攻防ではない。ふるさとの未来を懸けた、覚悟の選挙戦なのだ。