2025-02-15 コメント投稿する ▼
自民党、参院選長野選挙区に藤田ひかる氏を擁立 女性候補初の挑戦
藤田ひかる氏、参院選長野選挙区に自民党から擁立
自民党長野県連は、2025年夏の参議院選挙長野選挙区(改選数1)に、元外務省職員の藤田ひかるさん(34歳、東京都在住)を擁立することを決めたと発表しました。自民党が国政選挙で女性候補を立てるのは、今回が初めての試みです。
藤田さんは長野市中条地区出身で、父親も地元の出身です。東京の一橋大学を卒業後、外務省に勤務し、その後は大手外資系コンサルティング会社にも携わった経歴を持っています。これまでの活動を通じて、国際的な視野と高い見識を培ってきた藤田さんについて、同県連の宮下一郎会長は「非常に見識が高く、何をしたいのかが明確な素晴らしい候補者だ」と期待を寄せています。
女性候補擁立は初めて
自民党長野県連にとって、国政選挙で女性候補を擁立するのは初めてのことです。藤田さんの登場は、長野選挙区における自民党の新たな挑戦を意味しています。党は、昨夏までに候補者を決定する予定でしたが、その選定には時間がかかり、今年1月に公募が行われました。そして、選考委員会を経て藤田さんが正式に擁立されることとなりました。
自民党の巻き返しを図る重要な一手
長野選挙区では、過去の選挙で自民党は連敗を重ねており、藤田さんの擁立は党の巻き返しを図るための重要な戦略となります。2016年から改選数が1となったこの選挙区では、民主党系の候補が当選する傾向が強く、自民党としてはここでの勝利が不可欠です。