2025-02-14 コメント投稿する ▼
公明党、平木大作氏を核禁会議に派遣へ
公明党、平木氏を核禁会議に派遣
公明党の斉藤鉄夫代表は、2025年3月にアメリカのニューヨークで開催される核兵器禁止条約第3回締約国会議に、党の核廃絶推進委員会副委員長を務める平木大作参院議員を派遣することを発表した。斉藤代表は記者会見で、「被爆の実情を世界に伝え、核保有国と非保有国の橋渡しをする役割を果たしてほしい」と語った。
政府のオブザーバー参加は見送り
政府は、同会議へのオブザーバー参加を見送る方針を示しており、公明党は引き続き参加を求めていく考えを表明している。平木氏の派遣はこれで3回連続となる。一方、自民党の森山裕幹事長は議員派遣について「考えていない」と明言しており、党内での立場の違いも見受けられる。
被爆国としての責任を果たすため
核兵器禁止条約は、核兵器の使用や保有を全面的に禁止する国際的な枠組みで、日本は被爆国としてその積極的な関与が求められている。公明党は、平木氏を通じて被爆の実情を広め、核廃絶に向けた国際的な協力を進めるための活動を展開している。
平木氏は、これまで核廃絶に向けたさまざまな活動に取り組んできた経験があり、今回の派遣によって、被爆国としての日本の立場を強化し、核廃絶に向けた国際的な議論に貢献することが期待されている。