2025-05-25 コメント投稿する ▼
倉林明子氏が農政と医療の現場から訴え 京都で共産党演説会に注目集まる
現場の声を政治に反映 倉林明子氏、農業・医療の課題に本気の訴え
京都府北部の与謝野町と舞鶴市で5月25日、日本共産党が開いた演説会にて、倉林明子参議院議員(京都選挙区予定候補)が、山添拓政策委員長、井上哲士比例予定候補とともに登壇し、地域の課題を中心に力強く訴えた。倉林氏は「現場から聞いた声を、机上の議論に終わらせず国政に届ける」と繰り返し語り、参加者の共感を集めた。
農政の理不尽な制度を改善 倉林氏の具体的な成果
演説会では、加工用米に対する補助金制度がうまく機能していない現状について地元農業法人の男性が登壇。補助が足りない場合に通常の食用米で埋め合わせさせられ、不足すれば罰金まで科されるという現場の実情を語った。その理不尽な制度に対して、倉林氏が国会で是正を働きかけ、制度改善に導いたという事例が紹介された。
倉林氏は「農政は机の上で完結する話ではない。現場の実態を無視した仕組みは、真っ先に見直さなければならない」と強調。参加者からは「ちゃんと農家の声を拾ってくれる議員がいてくれてよかった」との声も上がった。
看護師としての原点から、医療政策の変質に警鐘
看護師の経験を持つ倉林氏は、命に関わる医療分野の政策についても厳しい姿勢を見せた。「命の現場では、“効率”や“コストカット”ではなく、人を守る視点が必要。けれど今の政治は、そこを削ってしまっている」として、自民・公明両党だけでなく、日本維新の会や国民民主党も含めた医療費削減路線を厳しく批判した。
「救える命が、予算の都合で見捨てられてはいけない」。この言葉に、聴衆は静かに耳を傾けていた。
農業政策の転換と現実的な経済再建策を
山添拓氏もマイクを握り、農水大臣の失言が続く中で、「米価を『何円が妥当か』という発言の応酬では意味がない。農政全体を、“減反”から“増産”へ、根本的に切り替える必要がある」と主張した。
倉林氏も続けて「日本共産党の経済政策は、消費税減税と富裕層・大企業への公平な課税で財源を確保する、筋の通った提案」と説明。「誰かを犠牲にするのではなく、社会全体が支え合える仕組みに」と語った。
ネット上の反応
演説会で語られた内容は、SNSでも話題になっている。
「倉林さん、本当に現場を分かってる。農家の人が救われた話、もっと広まってほしい」(
「削るところを間違えてる。医療は削っていい部分じゃないって倉林さんの言葉、沁みた」
「米価の問題、額面の数字じゃなくて仕組みから見直すって、ほんとその通り」
「消費税減税と財源の裏付けまで話す共産党って、案外まともな提案してる気がする」
「倉林議員は信頼できる。実績があって、理屈じゃなく行動してるのが伝わる」
倉林氏の発言と実績が示すのは、抽象論ではなく、地域の暮らしに寄り添う政治姿勢だ。京都からの声が、国の政策を動かすきっかけになるのか。今後の選挙戦の動向に注目が集まる。