2025-06-13 コメント投稿する ▼
トラック野郎を国会へ かい正康氏、現場の声を背負い参院選比例に挑戦
「トラック野郎を国会へ」かい正康候補、参院選比例で挑む
“道ばた”から声を上げ続けた男が変えたいこの社会
労働者のリアルを知る男が、国会を目指す理由
参院選の比例代表に挑戦する予定候補・かい正康氏。現場を知り尽くした“トラック野郎”として22年にわたり運送業に従事し、今も「道ばた」から政治に対して声を上げ続けている。
1978年、東京都調布市に生まれ。都立高校を中退後、左官業の家業を手伝い、やがて大型運転免許を取得して運送会社に就職。長時間労働、低賃金、労災のリスク。そうした日々の現場の不条理と向き合いながら、「自分たちの声が政治に届いていない」と気づき、社会運動の道に足を踏み入れた。
かい氏が行動を起こすきっかけとなったのは、東京外環道の建設問題や、水道民営化への疑問、PFASによる水質汚染など、「静かに進む巨大な政治」の影で、暮らしが脅かされているという強い危機感だった。ハンドルを握るかたわら、「#みちばた」として現場の声を拾い、署名や集会、抗議行動に奔走してきた。
非正規、奨学金、物価高…庶民を取り巻く重圧
かい氏が訴えるのは、非正規雇用や奨学金返済、高齢者の低年金といった「庶民の苦しみ」に寄り添う政治の必要性だ。現場から見えてきたのは、生活のあらゆる段階で“削られ続ける側”に追いやられた人たちの姿だった。
「日本の労働者の約半分が非正規。学生は奨学金という名の借金を背負い、卒業後も低賃金。子育て世代も、高齢者も、安心して暮らせない」と語るかい氏。いま多くの人が、米やガス代、電気代、日用品にいたるまでの物価高騰に日々追い詰められている。
「庶民はもうギリギリです。食費を削り、冷暖房を我慢し、働きづめでも生活は楽にならない。それなのに政府は防衛費を何兆円も増やし、福祉や教育は後回しにされている」。かい氏の訴えは、怒りとともに、すぐそばにある声なき声を代弁している。
「労働者を人として扱え」
かい氏の選挙スローガンは明快だ――「庶民を泣かすな」「労働者を人として扱え」。単なる政治的レトリックではなく、毎日の荷積み・荷下ろし、交通渋滞、深夜勤務の果てに出てくる叫びだ。
その思いは、「消費税ゼロ」「軍事費削減」「福祉・教育の充実」という具体的な政策にもつながっている。とりわけ消費税については、「生活に直撃する税金であり、下げることが一番の即効性ある物価対策だ」と語る。
「暮らし・いのち・平和を守る政治」を掲げ、かい氏はトラックのハンドルを選挙戦に持ち替え、全国各地で草の根の対話を重ねている。政党や立場を超えて、現場の声を「国会に届ける」ことが彼の最大の使命だ。
“道ばたの政治”がいま必要だ
現在の政治に足りないのは、「立場の弱い人の目線で社会を見る視点」だと、かい氏は言う。政党や財界の顔色をうかがうばかりの国会に、汗まみれの作業着で立つ人間がいてもいいではないか。むしろ、それこそが本当の民主主義ではないか。
彼の活動は大げさな演説ではなく、荷物を運ぶトラックの荷台であり、街頭のマイクであり、道ばたの市民集会である。「暮らしの声を拾い、まっすぐ届ける」。それを続けてきた人間が、国政の場でどんな役割を果たせるか――その可能性に、今、多くの市民が希望を託しはじめている。
ネットの反応
「初めて候補者の話をちゃんと聞いた。こんなに現実を語る人、他にいない」
「スーツじゃなくて作業服で国会に行ってほしい。リアルな声を届けてくれそう」
「非正規の問題も、物価高の苦しみも、自分ごととして語れる人が必要」
「消費税ゼロって夢物語だと思ってたけど、この人が言うと納得する」
「道ばたから声を上げる政治、応援したい」