原のり子氏、東久留米で街頭演説「誰ひとり取り残さない都政を」

原のり子氏が市民と共に訴える「誰一人取り残さない都政」

東京都東久留米市で5月31日、北多摩4区（定数2）から東京都議会議員選挙に挑む原のり子氏の応援街頭演説が開催された。主催したのは清瀬・東久留米市民連合で、地元の支援者や野党関係者が集い、生活者視点の都政を求めて声を上げた。

生活密着型の政策に尽力　格差是正と給食無償化に実績

原氏はこれまで、多摩地域が抱える「格差」の問題を繰り返し取り上げ、交通や医療、福祉などで首都圏中心部との開きに警鐘を鳴らしてきた。議会では市民の陳情を受け、現場の声を代弁し続けてきた。今回の演説でも「暮らしの当たり前を守る政治こそが、いま都政に求められている」と力を込めた。

その実績の一つが、学校給食の無償化。都議会では野党会派が共同で条例案を提出し、財源付きの形で可決にこぎつけた。原氏もその中心メンバーの一人として働きかけを重ねてきた。

“都民の手に戻す都政”を訴え　市民と野党の協力がカギ

この日の演説では、日本共産党の小池晃氏や立憲民主党の手塚仁雄氏も応援に立ち、市民との連携による政治の前進を強調。手塚氏は「都知事選で築いたスクラムが今、都議選で花開こうとしている」と述べ、小池都政の一方的な政策運営に対し、「現場の声を無視してはならない」と警鐘を鳴らした。

原氏は一貫して、市民と対話を重ねながら課題に取り組む姿勢を崩していない。「誰ひとり取り残さない東京をつくりたい」と語るその姿勢が、支持を広げる原動力となっている。

市民団体も力強く支持　「人柄と行動力に信頼」

応援に駆け付けた市民団体の代表らも、原氏のこれまでの活動を高く評価した。清瀬市民連合の池田いづみ氏は「原さんは優しさと、曲げない信念を兼ね備えた人。議会にいてこそ力を発揮できる」と語り、東久留米市民連合の松元忠篤氏も「市民と野党の協働を体現する存在」と信頼を寄せた。

ネット上でも反響広がる「身近な課題に真剣に向き合う姿勢に共感」

SNSでも原氏の取り組みや演説に関する投稿が増えており、共感の声が相次いでいる。

「原のり子さんの話には嘘がない。ずっと現場で声を拾ってきた人だから信頼できる」
「子育て世帯にとって、給食無償化は本当にありがたい。こういう政策が広がってほしい」
「多摩の声をしっかり届けてくれるのは原さんしかいない」
「都心と郊外の差に向き合ってくれる数少ない議員。もっと注目されていい」
「政党よりも人を見て投票したい。原さんにはその価値がある」

都政の転換点を迎える今回の選挙で、原のり子氏の訴えがどれだけ都民の心に届くかが注目される。暮らしに寄り添い、市民と共に動く政治のあり方を問う戦いが、まさに始まっている。