2025-08-18 コメント投稿する ▼
公明・斉藤代表「石破指名の責任ある」 総理続投を支持、国民民主との連携も視野
公明・斉藤代表、石破総理の続投を支持
自民党内で「石破おろし」とも呼ばれる反発の声が強まる中、公明党の斉藤鉄夫代表は、石破茂総理大臣の続投を支持する姿勢を明確にした。斉藤氏は「我々は首班指名で『石破茂』と書いた責任がある。総理が続けられる以上、支えるのが筋だ」と述べ、公明党として石破政権を支える立場を重ねて示した。
「公明党がここまで石破支持を鮮明にするのは意外」
「責任論を持ち出すなら、自民党の混乱も抑える努力をすべき」
「連立のパートナーとして石破支援は当然」
「公明が支える限り、石破政権は簡単には崩れない」
「国民の目線からすれば“連立維持の論理”に見える」
亀井静香氏との対談での発言
斉藤代表は18日発売の「週刊現代」で、元自民党政務調査会長の亀井静香氏と対談。その中で、自民党内で石破首相への不満が高まっていることに触れ、「自民党の内部事情にはあまり口を出さないのが原則」としながらも、公明党として首相指名選挙で支持した以上、責任を持って石破総理を支えるべきだと強調した。
この発言は、石破政権の基盤を揺るがしかねない与党内の混乱に対し、公明党が「安定の軸」として立場を明示する狙いもあるとみられる。
野党との連携を視野に
さらに斉藤氏は、与野党の連携のあり方についても言及。国民民主党との関係については「政治資金をチェックする第三者機関の設置を目指す法案を共同提出するなど、政策的に立ち位置が近い」と評価。今後も協力関係を深める余地があるとの考えを示した。
一方、日本維新の会との関係については「自民党が接近しているのは確かだが、公明党が積極的に関わることはない」と述べ、連立の枠組みを重視する姿勢をにじませた。
石破政権の先行きに不透明感が漂う中、公明党が「首相指名の責任」を理由に続投を支持したことは、与党内のバランスに大きな影響を与える。公明党の支援は石破総理にとって政権維持の生命線とも言え、野党との政策的接点を模索する姿勢も含め、今後の政局における重要な一石となった。