2025-02-01 コメント投稿する ▼
公明党、参院選で改選過半数を目指す—斉藤代表が石破政権の長期政権実現を表明
一方、石破茂首相は少数与党の状況下で、通常国会から参院選に臨むこととなり、その政権運営には高いハードルが待ち受けている。特に、予算案や年金改革の関連法案などの審議が進む中で、自民党内の派閥問題や政治資金規正法の改正など、与野党間の対立が予想される。また、予算案の成立が難航すれば、自民党内から「石破降ろし」の声が高まる可能性も指摘されている。
参院選に向けては、与党の議席目標が注目されている。斉藤氏は、石破首相との会談で、「石破首相は『改選・非改選と合わせて過半数を確保するのが最低限である』という言い方をしている」と述べ、公明党としては「自公で改選過半数」という方針を伝えている。しかし、参院選で自民党と公明党が議席を大きく減らすとの予測もあり、国民民主党や日本維新の会などの野党が票を伸ばす可能性が指摘されている。
また、参院選後の政界再編のシナリオも取り沙汰されている。仮に自公が過半数を割り込んだ場合、石破首相が退陣し、場合によっては政権交代で非自民連立政権が誕生する可能性も考えられる。